大学生の就職内定率の低さは、今朝の天声人語でも取り上げられているほどで、大きな社会問題です。就職にかかわる人々はお互いそれぞれの言い分があって、その辺りのことがドキュメントタッチで就職悲惨日記(※1)につづられていて、フィクションではありますが、一読をお薦めしたい内容です。
どちらかと言えば、就職関係者で無い人向きで、関係者は「こちらの気も知らず何を勝手なことを言って」と反感を持つかもしれません。でも思い当たる節もあるのではないでしょうか。
「就職」という観点から離れてみてみると、いかに人間関係が希薄になってきているか、ではないでしょうか。人間関係が密であれば、ひとつの言葉であっても、その背後の意味を感じ取れ、その環境で育っていると、見知らぬ人の言葉にも背後関係が思い浮かぼうというものです。
記事には「第一回」とありますから、続くことと思われますので、次回も楽しみです。
(※1) http://diamond.jp/articles/-/10105