「バーンズ&ノーブル」をご存じでしょうか?恥ずかしながら私は知りませんでした。
その全米いや世界最大の書店チェーンに関する「電子書籍リーダーNookがキンドルを逆転リアルな書店バーンズ&ノーブルの逆襲(※1)」の記事(※読むには無料の会員登録が必要です)に、電子書籍化の波で苦境に迫られる書籍販売の分野で、Kindleに対抗したNookが売上げを上回るなど、「これぞ対面販売の利点を生かす典型だ」と感心ひとしおでした。
ところがその後すぐに、「バーンズ&ノーブル身売りか」のニュースを見て、足下をすくわれた気分です。真意はともかく大きな波の中で生き抜くには、少し規模が大きすぎるのかな、との思いがします。
もし真ならば、規模を縮小してでもNook魂を発揮してもらいたいと思います。商品形態の変化に止まらず、大規模店の出店などにより苦境に立たされる小売店は数多あります。そんな店主の方々には上の記事は大いに参考になると思いますし、そうでなくとも「お客様本意の取り組み」は参考になります。一読をお奨めします。
(※1) http://diamond.jp/articles/-/8959