ぶりっじばんざい

 答え(7月31日分)。
 

  8 5 2  
A J 4
A K
T 7 6 4 2
Q 7 N J T 9 3
K 7
W E  
T 9 2
J T 9 8 7 5 Q 6 4 2
K 8 5 S 9 3
  A K 6 4  
Q 8 6 5 3
3
A Q J
 

 ハートのフィネスも失敗するようであれば、もうやりようがありませんが、このハンドで注目すべきは切り札KはWの手にあり、しかもダブルトン。もう一つはあなたサイドの長いスートのクラブが、相手サイドで3-2の分かれであることで、これを使えばルーザーのスペードを処理できます。
 手順は次の通りです。Wの二度目のダイヤをダミーのAで取り、手からはクラブQを捨てます。クラブ4をAで取って手に戻り、ハート5をリードしJでフィネスをします。続けてハートAでWのKを落とし手からは6を出します。クラブ10をリードしEがラフをしなければスペードを捨てます。ラフをすればオーバーラフをし、ハート3をダミーの4で取ってダミーに入り、クラブでスペードを捨てればコントラクトがメイクできます。
 最後までハート3を残したのは、ダミーへのエントリーに必要だからとお分かりでしょう。