教員免許更新講習

 自民党が政権政党時制定した「教員免許更新制」には賛成でした。ところが民主党のマニフェストにはそれを廃止することが盛り込まれており(日教組が支持母体であるのが要因でしょう)、ネットニュースによれば、義務づけられた免許講習の講座を各大学が設けたものの、それを見越して昨年は受講する教員がほとんどいなかったそうです。ところが民主党がもたもたしていることを受けて、今年の免許更新講習は大盛況だとのこと。インタビューを受けた女性は「いまの状態だと、必ず講習を受けないと職を失うので」と答えたそうで、これっていったいどういうことだと思ってしまいます。
 苦労はあるでしょうが、教員免許を取得しその職を得れば後は安穏ということなのでしょうか。教員という職は生きる糧を得るだけの単なる職ではないと思います。将来の日本を背負う人を育てるのですから、それなりに自らの力量も高めねばなりません。自分に足りないものを見つけたり、それを補ったりするのに良い機会だとは思わないのでしょうか。将来のこと、大いに不安です。

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