インターネットでの情報漏れ、気になりますか?

 ドイツで、「無線LAN設置者にパスワード設定の義務あり」の判決があったとの記事を見ました(出典を記憶せずリンクが張れないので申し訳ありませんが)。少し前、Googleがストリートビューの情報を集める際に無線LANの情報も集めていたことが問題になりましたが、パスワード設定をして暗号化していないと文句も言えないとのことで、個人で護れる要件はしっかりと果たしておきなさいとのことでしょう。
 暗号化しないという初歩的なミスは論外としても、初期の暗号化技術のWEPが既に解読されているように、暗号化と解読とは鼬ごっこです。
 ネット上ではクレジットカードなどの個人情報の受け渡しは特に厳重になされないといけないのは当然ですが、どのサイトを閲覧したとか、どんな検索ワードで検索したとかは、例えjavascriptを無効にしていても筒抜けというのが常識のようで、ネットに接続している時点で、そういった細部の個人情報は盗まれているものだと認識した上でインターネットを利用した方が良さそうです。
 認識があれば、やましいこともしないですし、危ないサイトにも近寄らなくなるでしょう。ある程度の個人情報が盗まれている以上に得られる情報の多いのがインターネットだとの思いに立てば、それほど目くじら立てることもない気がします。

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