事業仕分けの「どうして1位ではなくて2位じゃいけないのですか?」で有名になったスーパーコンピュータ。その処理能力ランキング「TOP500」の最新版(※1)記事がありました。
記事での注目は中国が2位と7位に入ってきたこと。しかも2位のスパコンは理論ピーク性能では1位のJaguar Crayを抜き世界トップ。それに引き替え日本勢は、22位、37位、42位。かつての隆盛はありません。
この結果を事業仕分けに望んだ方々はどう受け取っておられることでしょう。関係者の猛烈な反対で予算は復活したものの、冒頭の言葉の裏には「手をつないでゴールする運動会世代」の悪い面が感じられてしょうがありません。
前にも書きましたが、技術立国でないと戦えない日本、「1位を目指さないでどうする」の思いは今も変わりません。「2位じゃいけないの」どころか、現状では2位を目指すのも大変そうです。付いた予算、余計な経費を削ってでも技術向上に効率よく使っていただきたいと思います。
(※1) http://journal.mycom.co.jp/news/2010/06/01/094/index.html?utm_source=feedburner&utm_medium=feed&utm_campaign=Feed%3A+haishin%2Frss%2Fenterprise+%28%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%82%B3%E3%83%9F%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%83%8A%E3%83%AB+%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%B