遺産はどれくらい生き残るのでしょう

 データのバックアップはどうされていますか? 私共では業務データのバックアップは区切り区切りではMO、毎日のバックアップではUSBメモリーを使用しています。USBメモリーが出てからは、MOに比べ読み書き速度が随分速くなり、ストレスが減りました。しかも容量は増すわ価格は下がるわで、最も手軽な記憶媒体です。購入当初は500MBで2000円台だったものが、一昨日電気店で4GBが970円、ついまたまた予備にと一本買ってしまいました。
 変遷はすさまじく、音楽でみれば、レコードからカセットテープ、MD、CD、DVD、ブルーレイ・・、PC関連も更にめまぐるしい変遷です。そのことを思えば今後データの記憶媒体はどんな変遷をしていくのでしょうか。私などには予想だにできません。
 折しも奈良では正倉院展が開かれています。1300年近く経とうとするものが、今も保存され我々の目を楽しませてくれます。一方出版物も含めディジタル化の波の現代、ディジタル記録媒体に書き込まれたいろんな遺産はどれくらい生き延びていくのでしょう。
 そんな時代まで見ることはできないのは承知なのですが、ふと考えてしまいます。

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