ゴルフ 日本オープン

 昨日のゴルフ、日本オープンには釘付けになってしまいました。競技三日目コース記録のスコアで牛蒡抜きのトップに立った石川遼君、ドライバーショットを池に入れてのバーディには神懸かりなものを感じましたが、昨日の6番ホールでのギャラリーへのいらだち様は、「この子も人の子だ」と少し安心させる面も。でもそのままずるずると崩れず、17番で追いつきプレイオフに持ち込むのは尋常の18歳ではありません。
 ゴルフでは、状況に応じ安全にプレイするが肝要、いかに冒険心を抑えて確率の高いプレイを選択するかが上級者の技能とはよく言われます。しかし彼のプレイを見ていると、いつも自らのベストショットを心がけているように見えます。「この試合に勝てるプレイをすればよい」では、更なる上のステップには上がれないとでも言いたげです。日頃の練習は自らのベストショットの確率を上げるためなのでしょう。
 今まで韓国選手(特に女子)が強いのは、ハングリー精神だと思っていました、が、彼のプレイにハングリーさは感じません。更に上を向いているということなのでしょう。

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