ぶりっじばんざい

 答え(12月6日分)
 

  8 7 6 3 2  
K 6 3
K J T 3
3
K 9 N J T 5
A Q 9 8 7
W E  
T
5 8 7 6 4 2
A T 8 7 5 S Q 9 6 2
  A Q 4  
J 5 4 2
A Q 9
K J 4
 

 すぐに取れるトリックは6つ、コントラクトメイクのためには、あと3つを捻出せねばなりません。スートの長さでスペードがその候補ですが、ビッドと最初EからクラブQが出ていることから、残りのA、Kはもちろん、絵札のほとんどはWにあるとみなければなりません。結果、スペードのフィネスは失敗します。
 ただWが最後にダブルをかけていることから、ハートとクラブは5枚ずつの可能性が大ですので、スペードとダイヤは合計3枚です。それを確認するため、先ずダイヤAを取ります。W、Eからともにダイヤが出ましたので、Wのスペードは多くて2枚。そこでスペードAを取り、WからKが落ちなかったことを確認して、スペード4をWのKに取らせます。後は次に手に入った時点で、スペードQを取り、ダイヤでダミーに入れば、残りのスペードを取ることができます。
 もしスペードAでWからシングルトンKが落ちたときには、Eの手に入りクラブを返されるとダウンは必至ですので、スペードはあきらめ、ハートKを取りに行きます。ハートKを取らせてくれれば、ダイヤ残り3枚を取り、Wの出すカードに注目します。スペードQで手に戻り、Wの残りカードに応じWに手を渡せば、ハートJまたはクラブJで9トリック目を手にすることができます。