最近の若者言葉、次々と生まれてくる新語、時々クイズ形式でテレビで取り上げられていますが、私には全く分かりません。同世代の人のためでしょうか、その意味の辞書や解説ブログがいくつもアップされています(例えば「若者言葉」とかで検索してみてください)。当然省略表示する言葉は外国にもたくさんあって、その証拠にブラウザでこのブログを表示する言語、HTML(これまた略語ですが)にしたって略語表示のためのタグとして、<abbr> と <acronym> とが用意されています(昨日の記事に使ってみましたがお気づきだったでしょうか)。
以前にも述べたように、「気になることば(※1)」は私のブックマークの一つですが、その9月27日欄に「“おす!”って何?」が取り上げられています。一般語化した昔からある省略言葉です。言葉を省略して新語を作ることは、一般庶民や若者の特権のようですが、記事にあるように、「こんにちは」は、「今日は良いお日和で」などのあいさつを縮めたもの、「さようなら」は、「左様ならば、これにて失礼!」などを縮めたものとみれば、庶民や若者に限らず広く行われた言葉作りであると伺えます。
日毎作られている言葉が「さようなら」や「こんにちは」のように、後世にどれだけ残っていくことでしょうか。データを何代にも渡って集積し、解析をすれば面白い結果が出るかもしれません。
(※1) http://www.nhk.or.jp/a-room/kininaru/