カーナビ、以前は「地図さえあればそんなものは必要ない」とバカにしていたのですが、使ってみると実に便利、ほとんどの車に付くほど普及しているのが頷けます。以前とは逆でもう車の中に道路地図は見あたりません。
私の古いカーナビでも、場所に応じて「5km先に渋滞があります。」などの情報を流してくれますが、今はいろんな情報が可能のようです。ところがこの衛星ナビゲーションシステムにはセキュリティ上の問題が多く、偽のメッセージを流すことで、悪意を持って道路を混乱状態に陥れることができてしまうと警鐘が鳴らされています。しかもセキュリティホールをふさぐためにメーカーがさほどのことができないシステムだそうです。
このニュースを聞いたとき、「おっ、これはいい」と思ったのは私だけでしょうか。ここ桜井市も観光地の一つ、「レストラン○○では、古代米を使った万葉の味をお楽しみいただけます。700m先を左折してください。」 とか、「今、○○資料館は比較的空いています。ゆっくりと壁画をご覧ください。」とか、「○○駐車場は満車です。△△駐車場にお回りください。」 などなど、観光事業には打ってつけではないでしょうか。事業に携わる方、ハッキング技術を身につけてはいかがでしょうか。もちろん正規のルートで流すのが王道ですが。