昨日の朝日新聞の「リモコン危険」の文字が目にとまります。今朝も同内容で連載をされています。以前から大丈夫なんだろうかと思っていたことが実際に起こっているのですね。
リモコンの便利さを享受するともうやめられません。メーカーもそういう消費者の心理を見越して、あらゆる機器にリモコンを採用します。でも知らない内にストーブがついていたなんてことになると惨事につながりかねません。国内の主要メーカーではリモコンのデータコードの割り振りを行っているようですが、中小メーカーや輸入品までの管理はできません。造るメーカーもさることながら、使う方としても何もかもリモコンに頼るのではなくむしろリモコンは不要だと見極めねばなりません。
余談ですが、最近の車はほとんどがキーレスエントリーです。リモコンは放送電波のように周波数を割り振っている訳ではなく、赤外線の周波数にデータを乗せ、変調をして送っている訳ですからビット数を増やせば区別車両は増やせるはずですがそれでも限りがあります。極端な話8ビットとすると、257台目はどれかと同じなのですから、スイッチを押すと横の車が開いたりします。大丈夫なのでしょうか。