個人の認証はパスワードが主流です。ところが主に銀行関係で、そのパスワードが易々と盗まれ被害が出てきたのを契機として、指、手、目、顔など、生体認証技術が急速に向上してきています。技術開発の進捗には「個人情報保護法」の制定もその要因となっているのでしょう。恥ずかしながら私共でも、皆さんの個人情報がパソコンに入っているものですから、急遽パスワードの見直しを致しました。
刑事ドラマでお馴染みの指紋による判別は、古くからある個人認証です。パソコン用にも指紋認証ユニットが販売され、Lenovoや日立製作所にみるように、指紋認証が組み込まれたノートパソコンも販売されるようになりました。
しかし新しい技術には、新しい犯罪。世の常でしょうか。まるで映画のストーリーのように、指紋を得るがために指を切り取られる事件が起こったと聞くと、「指を切り取られるよりは、お金を取られた方がまし」と思ってしまいます。
情報と指、あなたはどちらを取りますか。 いやそんなことより技術開発の皆さん、究極の個人認証はないものでしょうか。