キーボードで操作できるファイラー「あふ」を更に便利に使うためには、あらかじめ各種設定をします。
「z」キーで設定画面がでます。私が特に便利だと思うのが、以下の項目です。
「プログラム(6)」、
エディターを設定します。「e」で選択ファイルを指定エディターで開きます。
「各種登録(9)」
「フォルダ」、2操作で指定のフォルダーの呼び出しができます。「新規(N)」をクリックし、例えば「1. Download」 Enter で、フォルダ(Z)を「参照(X)」から選び設定しておきます。最初に「1.」と付けたのは、標準ではCtrl+j でリストを呼び出した際、最初の一文字「1」でダウンロードしたファイルのフォルダーが指定表示できるからです。
「ファイルマスク(M)」、フォルダー内にファイルが多くなってくると探すのも厄介です。ファイル名が分かっていると Ctrl+最初の一文字 や、f の後ファイル名で探せますが、そうでないときは拡張子で絞ります。「新規(N)」で例えば「e. exe」と入れ、「ファイルマスク」に「*.exe」としておくと、「:」でリストを呼び出し「e」で exe ファイルのみの表示にできます。ただ、ここでちょっと注意です。元に戻すには、「Shift+:」「Enter」ですが、忘れてしまいます。そこで設定の内に、「0」 「*.*」を加えておきます。こうすれば戻すときも同じ操作で 「:」「0」で行えます。
「拡張子判別実行(7)」、
これはおなじみの「プログラムから開く」「規定のプログラムの選択」の設定です。「Enter」と「Shift+Enter」の二つの設定ができます。
設定をしなくとも標準で付いている機能で忘れがちなのが、1~ の数字です。子フォルダーやファイルが多くなってくると、ページ送りキーが設定されていても送りが面倒です。そこで 「2」で2列表示、「3」で3列表示と一気に全ファイルを見てしまいます。縦横にカーソルを移動すればファイルの選択も素早くできます。
一応今回で「キーボード派へのお誘い」は終了します。仕事上はまだまだキーボードは必要です。マウスは便利な端末ですが、キーボードだけで操作ができれば、効率はぐんと上がります。まだの方もぜひ試してください。
興味のない方には、ここまで長々と無駄話、すみませんでした。