またまたvimがテーマです。知らなかったことが次々出てきます。
エディターvimでは、<C-e>で下へのスクロール、<C-y>で上へのスクロールが、そのキーを押している間行えます。それに加え、キーをポンと押すだけで下への自動スクロールができることを知りました。出展は Automatic scrolling of text(※1)です。
記事の中程の 「map <F8> <C-E>:sleep 3500m<CR>j<F8>」 をvimrcファイルに記入しておけば、F8 キーを押すと
<C-E> | 一行スクロール |
:sleep 3500m<CR> | 3500msec 待機 |
j | カーソルを一行下へ |
<F8> | この作業をもう一度 |
でテキストの最後の行まで自動スクロールができるというわけです。
さてここでvimrcに記載する文字の中で「j」の必然性は?と疑問が残ります。これを取り除けばどうなるでしょうか?
画面の最上部にカーソルがあれば同じ動きをしますが、画面の中程にカーソルがあれば当然のことながら別の動きをします。さして機能的に影響はなさそうです。
実は「j」の有る無しでもう一つ違いがあります。実際お試しになってお確かめください。
(※1) http://vim.wikia.com/wiki/Automatic_scrolling_of_text