無償バージョンアップ

 バージョンアップが有償であることのメリットとデメリットを考えてみるを読み、「ほぉ~ こんなことを考えている人がいるんだ」と興味を覚えました。ソフトを改良しての発売は、その会社の収益源ですがら、有料は当然と考えていて、無償と聞くとどこで収益をあげているのか不思議ですが、無償にすることでそのソフトのバージョンが統一され、余計なサポートコストが削減されるメリットがある。言われてみればなるほどです。
 この記事を読んでか読まずか、Microsoft の看板ソフト Office のバージョンアップ無償版が出るようです。比較的高額ソフトですから、たまに使う程度で毎回の買い換えは大変ですし、使用パソコンの台数の多いところでは、費用もかなりの額になります。ひところ公の機関が、無料版のOpen Officeに切り替えたとのニュースは、よく目にしました。未だに2000を使っている私としては、メール添付ファイルが読めないので、もう一度バージョンを落として送ってくださいと返信する始末ですから、今回の英断はありがたいことです(プリインストールのPCを購入しなければなりませんが)。
 Microsoft としては、iOS はもとより、Chromebookの台頭が気になるのではないでしょうか。WindowsXPのサポートでも、随分苦労したやもしれません。この延長でWindowsも無償になれば言うことなしですが、PC自体の性能も関与し、これは無理な話ですよね。

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