まずは施策

 奈良県民として、お隣の三重県の指導者を羨ましく思う時があります。
 現時点では結果が良かったとは言いがたいですが、奈良県にいくつも施設が点在するシャープが新工場を作る際、その地を亀山に引き入れた時には、我が指導者は何をしていたんだと疑問に思ったものです。
 今回のニュースは「森林税」導入(※1)です。税収不足が根源だろうとは邪推しますが、森林の保護は防災にとどまらずまわりまわって海を豊かにもします。個人所有の森林にも県民からの税を使って良いのかとの問題もありますし、記事によれば基金を創設して運用するとありますので、またまた嫌なニュースが聞こえてくる気もし、今後この法案がどう転ぶか見ものです。
 結果はどうあれ、施策を立案し、県民の関心を引き起こし、議論の場を作る。このことが我が県や我が市と比較して羨ましく思うのです。

(※1) http://sankei.jp.msn.com/west/west_life/news/130227/wlf13022715500017-n1.htm

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