情報は平時でも重要ですが、東北地方大震災のような未曾有の災害時には尚のこと重要です。直後には「情報が得られない、得る方法が無い」の声が多く聞かれました。インフラの一部が破壊されたのもその要因ですが、残されたインフラにアクセスが集中するのもその原因です。
他のブログで知ったのですが、地方自治情報センターが回線負荷を減らすためファイル形式の変更を呼びかけています(※1)。PDFやExcel形式からtxtやhtmlへの変更です。
ご存知のように、PDFは作者のイメージ通りに作れどのOSでも動くことで、不特定の相手に渡すには便利なファイル形式、またExcelは最も多く使われているソフト、であるためでしょう。しかしファイル容量が大きく回線への負荷が重いのがネックです。
そういえば東京都水道局ホームページ(※2)は暫定版としていち早くテキスト形式のホームページで情報を流しています。
見た目よりもアクセスのし易さ、少なくとも広報を担当するホームページは普段から東京都水道局のように二通りのホームページを作成しておくべきでしょう。
一般のホームページも、以前はいかに軽くして表示を早くするかに力を注いでいましたが、光回線が普及し回線速度が増すに従い、少々重くても綺麗さ、斬新さを目指す傾向が見られます。少し見直すきっかけかも知れません。
(※1) https://www.lasdec.or.jp/cms/12,22060,84.html
(※1) http://www.waterworks.metro.tokyo.jp/