できるだけ永く使いたいです

 メーカーは、発売停止後自社商品を何年に渡ってサポートするのでしょう。大量消費の時代を経過して、買い控え、少しでも機器を永く使おう、中古品で済まそうとの傾向も見られますが、すぐに買い換える流れは今も続いているようです。
 パソコン関連の機器はその際たるもの。旧来のサポートを停止することで新しいOSへの乗り換えを促しますし、ソフトはここぞとばかり新バージョンの売り込み。外部機器のドライバーはサポートされません。
 我が事務所では今も古~いドットインパクトのプリンターを使っています。新しいものも入れたのですが故障が多く、それに比べ古い方はすこぶる快調で、これを捨てる手はありません。
 ところが既にドライバーがなく、エミュレーターを介して使っています。が、一手間入るのが煩わしく、幸いデータベースソフトが持つプリンタードライバーがネットで見つかりましたので、ダメ元で試してみした。但しWindowsNT用までしかありません。
 インストール途中でDLL、HLPファイルがないとアラーム、これまたネットで捜しこれを三度繰り返して最後にはOSからの「他に影響を与えることがあります」の警告、これを無視して完了。警告ははずれたようで無事動きました。
 以前は製品を永く使っていると、我が社の製品は信頼性が高いと喜ばれたものですが、ドライバーなどメーカーがその気になれば簡単な手直しでできそうなものなのに、今はそんな気概はないのでしょうか。故障しない良い製品はできる限り永く使いたいのですが。

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