お盆明けから、背中が痛い、足が痛い、湿疹がひどい、体重がどんどん落ちるなど体調不良で、これは内蔵からきているに違いないと検査検査の連続でしたが、幸いなことに癌は見つからず、足の痛いのも結果は座骨神経痛とのこと。
背骨を通っている神経が圧迫されることで、それに連なる臀部や太股、膝などに痛みが出る病で、神経が通るすき間が狭くなったり、背骨が変形したりと歳と共に大なり小なり出る症状だそうです。ブロッカーと呼ばれる注射は劇的な効果、それに処方される鎮痛剤は効果があるのですが、元々治癒のためでなく多用はできませんので残るは腰を温めたり、電気でビリビリショックを与えたり、引っ張って伸ばしたりのリハビリですが、続けていて果たして効果があるのかないのか、疑問に思うところです。
先生に、「歳と共にひどくなるのですからもう治らないのですか?」と訊ねてみると、「若い頃は神経がピっと張っていて圧迫を受けやすいのですが、歳をとると神経がゴムのようにグニャグニャしてきて、圧迫されてもそれに応じて曲がるようになるんです。年寄りが皆が皆、足が痛い訳じゃないでしょ。」
鎮痛剤は減らしているのですが、切れると痛みが出てきますので、私の神経はまだ若いと喜んでいいんでしょうか。長くこの状況が続いていますので、今は「早くゴムにならないかなぁ」と心待ちにしているところです。