OB杭

 得意先のゴルフコンペに参加してきました。場所は、多くのゴルフ場が経営危機で預託金の払い戻しができなくなった時期に、外資系の会社が経営を引き継いだゴルフ場の一つです。
 キャディーさんに「経営が変わっていろいろ変わりましたか?」と訊ねてみます。「変わりました、変わりました。」 コスト削減で手取り歩合は減ったそうですが、来客数はかなり増えたそうです。その話の中で、「こんなこともあるんだ」と、ちょっと以外に思ったのは、「OB杭が随分増えましたね。」です。
 ゴルフをなさる方にはお馴染みですが、白杭の外にボールを打ち出すとOB、1ペナルティと共に競技では打った位置で再度打ち直しですが、プレイ時間を短縮するため一般では前方に設けられた特設ティーから第四打目を打つ(プレイング4)システムです。
 時間がかかるのは私の様に下手なプレイヤー。右に左に打ち出すと、OBでなければ打ちずらい位置からのプレイで益々時間がかかるわけで、OB杭を増やすことでプレイ時間を短縮し、プレイできる組を増やせる仕組み。成る程とうなずけます。
 経営もやりようですね。ただティーグラウンドは芝生が禿げてほとんどがベアグラウンド。人が多くて芝が育たないとか。ダフッたりするとクラブのソールが傷まめし、私の古いクラブならいざしも、良いクラブをお持ちの方は、ダフらないか、それだけでもプレッシャーになりそうです。

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