グラン・トリノ

 久しぶりに映画館でクレジットタイトルを最後まで見てしまいました。ほとんどの映画は本編が終わり、出演者やスタッフのクレジットタイトルが流れている途中で、「終わった」とか「面白かった」とかで席を立ってしまうのですが、今回はスクリーンに映画会社のロゴが出、館内の照明が明るくなるまで席を立ちませんでした。余韻を楽しむというか、考えるところがあるというか。
 映画は、クリント・イーストウッド監督・主演の「グラン・トリノ」。
 若い人はどう受け取っていたかは分かりませんが、自分の立場に置き換えやすい私の年代では、いろいろ思いが巡ってしまっていました。実に久しぶりのことです。既にご覧になった方、これからご覧になる方はどうお感じになり、どうお感じになられることでしょう。

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