昨日、北海道で気温31.4度を記録したそうですね。昨日の国内最高気温、西南西から入り込んだ暖かく乾いた空気によるフェーン現象とのことですが、それにしてもこの時期で、と驚きます。フェーン現象を起こす山脈から東南にはずれた地域では6度、国内最低気温といいますから、落ちまでついています。
私共の三輪素麺もしかりですが、気温によって売上げが大幅に違う商品はたくさんあります。電力の消費も影響を受けるものの一つです。農作物もそうでしょう。永年の気象データからはみ出る事態が頻繁に起こってくると、ますます気象予報を売りにする産業が活況を呈してくるでしょう。
そういった企業には悪いですが、社会に影響を及ぼす気象予報はオープンにすべきだと思います。「エコ」が今切り札のように叫ばれていますが、気象予報はそのエコにも大きく貢献することでしょう。結果として環境破壊の阻止にもつながります。地球規模で考えるならば、気象予報のノウハウは独占すべきではないと思うのですが、いかがでしょう。