落語

 今落語がブームなのでしょうか。毎週や隔週でCD一枚と小冊子の解説付きが本屋で販売されています。「初回500円でお釣りがくる」につられて、その内の一つ、小学館発行のものを買ってしまいました。一冊目を買えば続いて先週は二冊目、まんまと発行元の思惑に乗ってしまっています。
 ところが、片手間に音楽は聴けても、落語をゆっくり聞いている時間など、普段余りないものです。二十数巻の六代目圓生のカセットテープが、一部がまだ透明のカバーが掛かったまま置き去りなのが、それを物語っています。
 それでは宝の持ち腐れと、昨日商談に出かける車の中にCDを持ち込みました。古典落語はいいですね。「録音が悪い」とネットでの書き込みもありましたが、そんなことはいっこうに気になりません。思わずにやにや、大笑い。一人で運転して馬鹿受けしている私の顔を他のドライバーが見たら、さぞかし変に思ったことでしょう。

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