奈良県立図書館が新しく立派になってから2~3年になりましょうか、でも場所が奈良市内ですから「ちょっと図書館に行って来よう」のようにはいかず、県民でありながら未だ行ったことがありません。でも最近、インターネットで蔵書を検索して、最寄りの(私の場合は桜井市立)図書館で申し込むと取り寄せてもらえることを知りました。早速申し込んでみると、日数はかかりましたが最寄りの図書館に届きました。
たくさんある立派な公共の箱物の中で、図書館は県民・市民にもなじみやすくよく利用されている施設だと思いますが、各市が競って設備にお金をかけ過ぎている気もします。蔵書に至ってはほとんどが重複するでしょうから、近場で手軽に閲覧・貸し出しができるにしても、随分無駄な感じも受けます。
その意味では今回利用したやり方は、理にかなっていて利用者側に立ったよい配慮だと思います。県内だけにとどまらず日本国内で、といけばもっと良いので、奈良市のすぐ隣り、学研都市にできている国立国会図書館について調べてみましたが、残念私にはそのような手法は見つかりませんでした。
他の県でもこのようなシステムを採用しているのでしょうか。もしそうならもっと県民に知らせるべきです。そして願わくばAmazonが目指しているような、一部本の内容まで閲覧できるデータを整えていただければなぁと思います。