日曜日はテレビでスポーツ観戦三昧、といってもゴルフ二つですが、男子プロでは中島常幸52歳の逆転優勝、今年はシニヤとレギュラーのダブル優勝、7バーディ、ノーボギィはちょっとできすぎですが、優勝インタビューでは52歳でここまでできることを示したかった、ギャラリーの応援が若いときとはまた違った感慨でありがたかったと述べていました。パワー全盛のスポーツ界で、ゴルフは50歳を過ぎても活躍できる数少ない種目です。見ている方は若い世代への期待とは別の熟練の技を期待しますが、プレーをしている方も、ギャラリーの目を別の感慨で見ているとは面白いことです。
女子の方は初優勝目前の37歳白戸、中盤まで2位に2打差、「初優勝をさせてやりたい」との周りの雰囲気が伝わってくる中で連続ボギー、終盤17番の難しいショートホールでプレッシャーに負けずグリーンを捕らえたものの、スリーパットのボギーで優勝を辛に譲ってしまいました。プレッシャーに打ち勝つ精神力、ゴルフには技能とは別の試練があることをまざまざと見せつけられます。アメリカのツアーで、もちろん日本のツアーでも韓国の選手が活躍しているのをみると、この精神力の違いが元々DNAにあるのでは、との感じを持ったりします。日本の選手はもっとメンタルトレーニングに時間を割くべきだとの思いを深くした昨日の夕刻でした。