体脂肪率計なるものをいただきました。肥満は気になっているものの計器で計ってどうのこうのとは思っていませんでしたが、そこにあるので毎晩風呂上がりに電極と思われる所に乗っかっています。
体脂肪率というのはそのこ言葉から、体を組成する成分の内で脂質が占める割合というのは分かります。でもどうやって計っているのでしょう。ネットで見ると、
局所測定から推定する方法、 簡単なのは皮膚をつまんでみて、ですが、今はCTやMRIで全身11区分の測定面積比で推定。
密度法、 すぐピンとくるのがピタゴラスの逸話の風呂に浸かって体積を計る方法ですが、脂質にはほとんど存在しないカリューム量を量ったり、X線、あるいは体内に均一に分布するトレーサーを用いるなど多種の方法があるようです。
電極の上に乗っかっていることから、この計器は体の導電率を測定して密度を推定しているように思えます。密度で分かる根拠は今までの解剖所見から、体を構成する組織の標準的な組成比率、及びそれぞれの密度の集積データがあり、それに基づき推定できることにあります。でも欧米人と日本人とではそのデータ自体に開きがありますし、測定密度がどれくらい正確か疑問です。計る度に数値が違うのが何よりの疑問です。
体脂肪率で25というのが肥満との境目のようで、私の感覚ではそこより大幅に数値が違わなければ気にしなくとも良さそうです。それよりも以前のズボンが入らないことが一番の肥満アラーム計です。