意地っ張り

 久しぶりに AutoHotkey の話です。
 タブレットが主流となりタッチパネル操作が増えてきていますが、仕事上などまだまだPCは手放せません。PCの操作でキーボードを使うときは、AutoHotkey(※1)、マウスを使うときは、StrokesPlus(※2)に代表されるマウスジェスチャーソフトを使うと、操作性が一気に上がります。
 私はキーボード派ですから、よく使うマウス操作も AutoHotkey を使ってキーボード操作に置き換えて、キーを押すとカーソルを(1000,500)へ移動し左クリックなどとしています。そうなるとスクリプトを書くのにカーソル移動先の座標が必要となりますが、そのために Windows7 では MPPUtility(※3)を使っていました。ところが Windows10 にしてからこのソフトがうまく座標を拾ってくれません。他に無いか探しましたが見当たらず、ならばとこれも AutoHotkey で済ませようと、

 MouseGetPos, xpos, ypos
 MsgBox, ーー カーソル位置, X:%xpos%`n Y:%ypos%
 return
 ^+q::ExitApp

を mousepos.ahk とでも名付けて、マウス位置のx、y座標を求めるときはこのファイルを起動することにしています(MsgBox はデフォルトで「OK」ボタンを表示し、クリックするとポップアップが閉じますが、それでは起動した ahk ファイルは残ってしまいますので、Ctrl+Shift+q で全て閉じるよう最後の一行を追加しています)。
 これで操作性が良くなるというものではありませんが、むしろこうなるとなんでもキーボードでやってやろうとの意地ですかね。

(※1) https://autohotkey.com/
(※2) https://sites.google.com/site/strokesplusjp/strokesplusno-dao-ru
(※3) https://www.vector.co.jp/soft/winnt/util/se487144.html

se.gif

折り紙パズル

 パズルファンであれば芦ケ原伸之氏のことはご存じでしょう。私も一時氏のキャストパズルにはまった時期がありました。このブログでも以前 Number Puzzel (※1)がなかなか解けなかったお話をしましたが、ネットでまた氏の別のパズルを見つけましたので、紹介します。

 実にユニークな迷路パズルです。名前は「折り紙」(※2)。子供達が遊びながら散らかしたのでしょうか、何枚もの折り紙が重なり合いながら広がっています。左上の START の折り紙から重なりの上、下、上、下と交互にたどりながら、右下の GOAL の折り紙へ到達してください。
 試行錯誤でどなたでも解けるでしょう。右クリックで「名前を付けて画像を保存」し、印刷してお楽しみください。

(※1) https://miwaokina.com/blog/wordpress/?p=4166
(※2) http://www.ageofpuzzles.com/Masters/NOB/OrigamiSheets/OrigamiSheets.gif

se.gif

今朝の三輪山

 まだ残っている田んぼもありますが、ほとんどの田んぼで稲刈りが済みました。今年は台風の影響で、稲刈り時期が乱れたそうです。
 今は機械での稲刈りですので稲わらが残らず、昔はありすぎて処分に困ったそうですが、今は逆に貴重で、所々にその分だけ稲わらを乾燥させている田んぼも見受けられます。

今朝の三輪山
今朝の三輪山

se.gif

vim(gvim)

 エディターに vim(gvim) はお使いでしょうか? 今までこのブログでよく取り上げていますのでお分かりでしょうが、専門分野で使うことの無い私にもとにかく編集作業が抜群に楽なので、今はこれ一本です。
 編集では、ああでもない、こうでもないとやり直しが頻繁に起こります。A→B→Cと変更してダメだったかとBに戻すには、ノーマルモードで単に u とキーを打つだけで戻りますし、更にAに戻すには再び u で戻ります。後やっぱりBが良いとなると、CTRL-r でBになります。
 この undo、redo 機能は私にはこれで実に便利で充分なのですが、先日何の気なしに :h u と undo に関するヘルプを呼び出してみました。するとずらずらと未知の事が現れるではありませんか。
 :earlier 、 :later 。こんなコマンドを始めて知りました。いろいろ変更したあげく、:earlier 1h とすると、1時間前の状態に戻せるとのこと(:later 1h はその逆)。
 一応 vim を使っているつもりですが、まだまだ奥が深いです。私の使い方ではそこまでする必要も無い事柄が多いことでしょうが、「たまにヘルプを覗いてみるのも良いかな」との気持ちにさせてくれました。

se.gif

妄想が広がります

 朝食時観ていたNHKニュースの一コマ、「世界のメディアザッピング」で興味をそそられたものがありました。
 フランスのとある田舎の村の信号機は、ちょっと変わっています。信号機の上にスピード検知器が付いていて、50km/h以上のスピードで近づいてくると、信号が赤に変わります。
 「村の中はゆっくり走ってね」との意味の様ですが、これを観て私の妄想は広がります。これは一本道での話で、交差点ではできないんじゃないの。いや交差点でもできるかも。一方から来た車を赤信号で止めて、他方からも50km/h以上で近づいてくるとこれも赤信号で止めて、しばらくお仕置き時間を取った後、最初の車を青にする。どうこれ!
 どんどん車が来たらどうするよ! 大渋滞。
 最初からほとんど車が通らないのが前提。交通量が多いとこんなアイデアは出てこないだろうね。
 でも歩行者がいるとどうよ! 車のために赤信号になって先に進めない。のんびり村の方針だから、ひょっとして歩行者優先? 歩行者用の信号も必要だな。
 急がなくともその時間のんびり待って、止められた車の運転手に話しかけてるかも知れないよ。

 おっと、出勤時間に遅れる! こっちは急がないといけません。

se.gif

災害対策

 ブラウザは何をお使いでしょうか? 私は Firefox から chrome に乗り換えています。いずれも拡張機能(addon)が便利で、それが使用理由です。
 Chrome への乗り換えは、Firefox の addon、vimperator が使えなくなったためで、便利な拡張機能も時として使えなくなったり、削除されたりして戸惑います。対策としてはあらかじめバックアップを取っておくことです。
 Firefox は今もたまに Ver 33 の古いものに、バックアップをしていた vimperator を入れて使ったりしています。chrome でも拡張子が crx の拡張機能のファイルを取り出すことができます。やり方は

  • 例の右上のアイコンをクリックして「その他のツール」→「拡張機能」でインストールしている拡張機能一覧を表示
  • デベロパーモードのスイッチをオンにして「拡張機能をパッケージ化」をクリック
  • 「拡張機能のルートディレクトリ」に、取り出したい拡張機能の id をあらかじめ調べそのパスを記入
    (例)C:\Users\○○○\AppData\Local\Google\Chrome\User Data\Default\Extensions\igiofjhpmpihnifddepnpngfjhkfenbp\0.3.9_0\
  • 「秘密鍵ファイル」欄は空白で「拡張機能をパッケージ化」をクリック

 これで crx ファイルが先ほどのディレクトリに作成されます。

 ちょっとした手間ですが、万一のための対策です。

se.gif

今朝の三輪山

 北の高気圧が勢力を強め、朝夕肌寒くなってきました。ようやく紅葉もニュース番組の話題に上ります。朝すれ違うグループ登校の小学生達も冬服に衣更えです。

今朝の三輪山
今朝の三輪山

se.gif

なるべく手間を掛けずに

 フリーソフトの紹介です。
 毎日や定期的に開いて書込をするファイルってありますよね。そのファイル、どうやって開かれていますか? いろんな方法がありますが、シンプルが良いとお考えならば、以前も紹介しましたが Add2Run(※1)がお薦めです。古いソフトですが今も動きます。しかもわずか220kbです。
 使い方は簡単、ソフトを起動してファイル名と覚えやすい仮名を希望するファイルの数だけ設定します。後は例のコントロールキーとrキーの同時押しで、「ファイル名を指定して実行」窓を表示し、先ほどの仮名を入れて、Enter。もちろんファイルは事前にそれを開くプログラムに関連づけておく必要があります。関連づけはご存じですよね。Explorer などのフィラーでそのファイルを右クリック、「プログラムから開く」からプログラムを指定して、「この種類のファイルを開くときは、選択したプログラムをいつも使う」にチェックを入れます。
 現在別に何もされていないならば、お試しください。 

(※1) https://sites.google.com/site/add2run/

se.gif

バイリンガル

 貿易商社ならずとも業務内容がグローバル化している現代では、多国籍言語を話せる人は引く手あまたです。かつては英語だけが特別で、昔会社勤めの頃会社が主催する英会話教室に応募したこともありますが、今は英語を介さず中国語を筆頭に関係相手国の言語で直接コンタクトすることが望まれています。
 そんな世情を反映してか、言語ソフトの開発はめざましいものがあります。話した言葉を相手国の言語に翻訳して端末に表示して、それをお互い見せ合うことで意思疎通をしたり、イメージセンサーで文字を検出して自国語に変換して表示したり、さらにはしゃべる言葉をリアルタイムで変換して相手のイヤホーンに流す機器まで出てきています。
 果たしてこれらの機器の機能向上がどんどん進めば、これまでのバイリンガルは不要となってくるのでしょうか? 恐らくそのような時代が来ることでしょう。外国語ができなくとも普通に会話し、お互いの気持ちが分かり合える、想像するだけで楽しくなってきます。

 現状の機能についてはよく知りません。意味を伝え合うことに重点が置かれているようですが、書く方ではどうなのでしょう。同じ内容でも、自分用、友達同士、ビジネス、フォーマルと、ケースバイケースで文章内容は異なってきます。当然語彙力も問われます。かつて日本の英語教育は、「読み書きはできても話すことができない」と痛烈に批判されました。とことん英単語を覚え、文法を理解し、文章を書く、そんなかつての英語教育が見直さられるならば、時代に逆行するようでそれはそれで面白いですね。

se.gif

銭形平次捕物控

 夜眠りにつく前には何らかのルーティーンをお持ちだと思います。軽い運動をしてからベッドに入る方もおられるでしょう。本を読みながら睡魔を待って眠りにつく方もおられるでしょう。私もその一人です。
 今読んでいる本は、野村胡堂作「銭形平次捕物控」です。青空文庫提供により Kindle本で \0 が読んでみようと思ったきっかけです。読み続けるまでこれほど多くの話を著しているとは知りませんでした。銭形平次捕物控001 に始まり現在は 090 を読んでいます。調べると現時点で 322 まで収録されています。 一話が40分(私は読むのが遅くもう少し掛かりますし途中で寝てしまうのが多いですが)程で読み切れ、軽い内容ですから寝付きに良いので続いています。

 ディジタル本は手軽ですからとにかく貯まってきてしまいます。端末には容量限度がありますから、読み終えるとメモリーを解放するため「端末から削除」します(もちろんもう一度読み込めば再読できます)が、書棚には買い込んだ本がずらりと並び目的の本を探すのが厄介です(特に Kindle は書棚機能が芳しくありません)。そこで読み終えると端末から完全に削除します。やり方は、Amazon サイトのカテゴリーから Kindle本 に進み、右上の 「コンテンツと端末の管理」をクリック、登録済みのメールアドレスとパスを入れれば、所有の本のリストが表示されます。選択欄にチェックを入れ左上の「削除」です。

 間違って別の本を削除してしまうと、高額で購入した本も再購入しなければなりません。無料の「銭形平次捕物控」はその点気にしなくて良いのも利点です(有料の「銭形平次捕物控」もありますのでお気を付けください)。

se.gif