わがままな興味

 少し前に、折り紙で作る箱に興味をそそられていると述べました。その一つがこの作品(※1)です。
 何処にでもある長方形の紙を使い、シンプルな折でありながらしっかりした作りの箱ができあがります。
 ただ、「一つ知識が増えた」で済まないのが私のわがままで欲張りな所です。

 「折り方はこのままで折り線の位置を変え、全ての面を正方形にするには、どう折れば良いか?」

 小学校の算数程度の問題でしょうか。あなたも私のわがままな興味に付き合っていただけませんか。 

(※1) リンクサイトがなぜか表示されませんのでpdfにさせていただきました

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来年は希有な年

 年賀状の準備をしていて、面白いことに気付きました。

 来年の2021という数字は、2から始まる素数列の中の連続した二つの数字の積(43x47)になります。
 同じことが起こった直近の過去は1763年、未来で次は2491年ですから、正に来年は希有な年に生きていると言えます。

 年賀状のネタにでも、と思ったりしますが、おもしろいと思ってくださる方はそうはおられないでしょうね。

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今朝の三輪山

 久方ぶりの「今朝の三輪山」です。あまりに霞が綺麗だったのでカメラに収めてみました。今日の予報最高気温は23℃、あまりの暖かさの性でしょうか。

今朝の三輪山
今朝の三輪山

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PowerShell を学びます

 Windows に標準で備わっているコマンドプロンプトはお使いでしょうか? プログラムには素人の私も、コマンド数も多くないことで bat ファイルにして、メールを受信検出した際に返信のため複数のプログラムを起動したり、無線lanのON/OFF、フォルダー内の古いファイルの削除などに利用しています。
 ですが、Windows7 から Windows10 へと移り変わるにつれ、機能アップの PowerShell に移ってきています。遅ればせながら私も学ぶ気になって来ています。私の最初のステップは、コマンドプロンプトがそうであったように、ファイラーでカーソルのあるディレクトリで右クリックで現れるコンテキストメニューで「PowerShellをここで開く」こと。
 ネットで調べ、こちらのサイト(※1)がドンピシャです。PowerShell そのものでレジストリを書き替えるのも「学んでいる」気になります。
 ただこの過程で以前のコマンドプロンプトも捨てがたく、「コマンドプロンプトをここで開く」も同時に付け加えたくなります。サイトの記事にはそれも記載されていますが、そのままではどちらか一方になってしまいます。どちらもレジストリに入れるには、
 Path “Registry::HKEY_CLASSES_ROOT\$_\shell” -Name runas\command -Force
のキーNameの 片方の「runas」を別名に変更します。
 なるべくキーボードで操作する私は、コンテキストメニューにもショートカットキーを付けるべく、
  $menu = ‘PowerShellウィンドウをここで開く(管理者)’
のメニュー記載文字(’ ’の中)の最後尾に「(&S)」を付け加えます(「S」は好みで決めるショートカットキー)。

 昨日はこのあたりまで、次はコマンド(PowerShellではコマンドレットと呼ぶようですが)を学んでいくとしましょう。ただ、やりたいことが現れ、そのための実践で学ぶのが手っ取り早いことでしょう。

(※1) http://interprism.hatenablog.com/entry/win10-context-menu-cmd-with-admin-auth

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AHK で GUI

 フリーソフト AutoHotkey(※1)はお使いでしょうか?
 キーボードでいろんなパソコン操作ができるようにする、今や私には欠かせないソフトです。ところがそんな私も先々月まで、機能の中にGUI(Graphical User Interface)があることを知りませんでした。それを使うと例えばランチャーもお手のものです。ボタンクリックでプログラムを起動するだけでなくそのプログラムで開くファイルまで指定できます。

^!n::
{
Gui, 1:Add, Button,W200 Gaopen,A ファイルを開く
Gui, 1:Add, Button,W200 X+10 Gbopen,B ファイルを開く
Gui, 1:Add, Button,W100 H30 x165 Y+10, Cancel
Gui, 1:Show,w430,のし紙
return
}
aopen:
Gui,1:Destroy
Run,C:\Program Files\起動するプログラム.exe “開くファイルのフルパス”
return

bopen:
Gui,1:Destroy
Run,C:\Program Files\起動するプログラム.exe “開くファイルのフルパス”
return
ButtonCancel:
Msgbox, Cancel!
Gui, Destroy
Return

^Q::ExitApp
GuiClose:
ExitApp
return

記載したファイルを○○.ahk で保存し起動しておくと、この例では Ctrl + Alt + n でランチャーが起動しボタンクリックでファイルを開くことができます。使い方はいろいろ可能ですが、私共では現在、ご注文をいただいた商品に付けるご指定のしが、サイズは元より肩書きが付いたりとか種々雑多ですので、それらを区別して印刷するファイルの呼び出しに使っています。
 便利な機能を見逃す手はありません。貴方も是非ご活用ください。

(※1) https://freesoft-100.com/review/autohotkey.html

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無精者の工作

 最近の工作です。
何だかお分かりでしょうか?

台 表

お分かりですよね。そう、高さも傾ききも変えられないシンプルなノートPCスタンドです。
でも、この裏側の溝は何だか分かりますか?
台 裏

 寒くなってきてこたつを出してきました。例によってこたつの上にはノートPCです。そのスタンドとしてこの工作品を使います。ところが、座椅子の背もたれを倒すとキーボードが遠くなりキー操作が不便です。
 こたつの天板の縁にはプラスチック製の縁取りが有り天板より少し高くなっています。座椅子の背を後ろに倒した際には、スタンドを天板より手前に引き寄せます。その際この縁にスタンドがはまり、すべり落ちないようにする役目がこの溝です。
 無精の極みですが、世の中の多くの製品が人の無精から生まれていることを考えると、この程度の無精はお許しいただけるでしょう。

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チラシで作る鍋敷き

 最近折り紙にはまっています。といっても古典や連鶴といった高度なものではなく、チラシや新聞紙で作る箱やごみ箱といった実用になりそうなものです。
 ネットで見て回っているなかで、「チラシで作る鍋敷き」に目が止まりました。紙を折って組み上げて作るいろんな鍋敷きが写真紹介され、ピースの折り方や組み合わせ方が説明されています。ところがその中で最もシンプルなドーナッツ状の鍋敷きは、写真はあるもののピースの折り方などの説明が私の検索能力では見つかりません。
 ならばと、自力で考えてみます。写真の様子から三角形のピースだろうと試行錯誤の結果がこの鍋敷きです。

折り紙鍋敷き

80ピース、B5 の用紙1枚から4ピース分取り、内径9cm、外形14cmと小ぶり、鍋敷きと言うよりは茶瓶敷き程度です。
 たぶん正解だと思いますので、今度はチラシで作ってみようかと思います。興味があれば貴方もこの立体図形パズルを考えてみませんか。ヒントは正方形の半分です。

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キーボード派の性格

 久々、私が使っているフリーソフトの紹介です。
 タブレットが全盛になりつつありますが、仕事がらみとなるとまだまだデスクトップが健在です。キーボードでテキストを打ち込むにも途中でマウス操作が必要になるのが嫌で、以前から書いているように AutoHotkey を使用してできるだけキーボードだけで操作ができるようにしています。
 ネットを閲覧していると、最近やたらにポップアップウィンドーが開くようになりました。ボタンにリンクが張ってあるものならば、Vimperator 系の拡張機能で、キーボードを使ってそのウィンドーを消すことができますが、そのボタンをクリックしないといけないとなると、どうしてもマウスに手を取られます。
 AutoHotkey にはカーソルの位置を指定してクリックするコマンドがありますので、ボタン位置さえ掴めばキーボードで操作ができます。カーソルの位置を掴むのに今までは XP時代からの古いソフト MPP Utility(※1)を使用していましたが、Windows10になって起動はするものの最近のモニターの高画素数には対応していません。
 そこで今は MousePosition(※2)を使用しています。MPP がカラーピッカーも兼用していたことに比べると不便にはなりましたが、やむを得ません。試行錯誤でカーソル位置を掴めば済む話ですが、まどろっこしいので、こんな所がキーボード派の性格かも知れません

(※1) https://www.vector.co.jp/soft/winnt/util/se487144.html
(※2) https://sourceforge.net/projects/mouseposition/files/EXE_WINAPI/

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稲作被害

 都会にお住みの方は、全くご存じないかと思います。そう言う私も、仕事を手伝ってもらっている農家の方に教えていただいて、初めて知ったのですが、この地の稲作がピンチです。

稲田  稲田

 写真では、所々稲刈り前の状態のように色づいて見えますが、実はその部分は枯れているのです。トビイロウンカ(※1)という害虫が稲の根元の茎に着き、栄養分を吸ってしまうためにその部分から上は枯れてしまいます。それを知ってあらためて田んぼを見ると、至る所の田んぼで変色が見られます。
 この害は、奈良県全域に広がっているとのことで、県は米粒が小さくとも早めの収穫を呼びかけています。ただ自ら稲の世話をなさっている農家はすぐに対応ができますが、このところ農協や一部の農家に全て丸投げしている農家が多く、手付かずで被害は増えていきそうです。
 作柄は昨年並みとの見込み報告がなされていましたが、残念ですがこの分では収穫は昨年を大きく下回りそうです。

(※1) https://www.pref.aichi.jp/byogaichu/seitaitoboujyo/0-ine/tobiirounka.html

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