問題です。
封筒の中の1枚の手紙を開くと、下図の折り目がついていました。これは何を意味しているのでしょうか?
手紙の主は几帳面な方で、手紙を目見当ではなくきっちりと3等分の三つ折りにし、封筒に入れてあります。折り目は手紙を3等分するためと3等分した結果です。
この前の「Soma Cube」で折り紙で作っているYouTubeをご覧になってお気づきでしょう。折り紙の5分の1の幅を折るのに、4分の1の対角線と全幅(1分の1)の対角線の交点を出していましたね。それと同じで、今回は3分の1です。
道具を持ち出さないと長方形の等分分割は面倒ですが、折ることで簡単にできてしまいます。実に簡単で、a分の1の対角線とb分の1の対角線の交点が、(a+b)分の1 の位置です(三角形の相似を使えば簡単に証明できます)。
ただ足し算をして目的の数を見つければできるのですから覚えやすく、やり方を頭の隅に記憶しておくときっと役に立ちます。それでは練習です。
四角い紙を取り出して、その一辺を6等分した折り目を付けてみてください。