面倒くさい

 AutoHotKey(※1)を説いておられるブロガーが、「なぜ日本ではAutoHotkeyが流行らないのか」(※2)と嘆いておられます。
 タッチパッド式でタップやスワイプで操作する今のタブレットでは必要ありませんが、キーボードやマウスで操作する従来のPCを使う上では便利なフリーソフトです。自他共に認める大の面倒くさがり屋の私は、存在を知るやすぐに飛びつきました。今やこれ無しでのパソコン操作は考えられません。
 キーボードに置いている手をわざわざマウスに移して、デスクトップのショートカットをクリックしてソフトを起動する、なんて面倒くさいことができますか!
 設定したキーをちょこっと押すだけで、発信者の名前や定型文、署名入りの返信メールが立ち上がりそこにコメントを記入すれば返信できるのに、わざわざ「返信」をクリックし、一から書き出す手間ができますか!

 流行らないのは、私のように面倒くさがり屋やずぼら派が意外に少ないからかも知れません。でも (私が言うのも何ですが)、「面倒くさい」と思うことが最初の一歩ではないでしょうか。そうでなければ改善の入り口にも立てません。効率を上げようにも手立てがありません。
 その一方で、「何もあくせくすることは無い、あるがままのんびり進めばいいじゃないか」の考え方もあります。私も時にはそう思います。そうできないのは私の性でしょうか。

(※1) https://freesoft-100.com/review/autohotkey.html
(※2) https://neokixblog.wordpress.com/2019/09/28/autohotkey-%e5%85%a5%e9%96%80-%e5%ad%a6%e7%bf%92%e3%82%b7%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%82%ba%ef%bc%88%e3%82%b3%e3%83%a9%e3%83%a0%ef%bc%89%ef%bc%9a%e3%81%aa%e3%81%9c%e6%97%a5%e6%9c%ac%e3%81%a7%e3%81%afautohotk/

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台風

 台風19号が気になります。この前の台風で大きな被害を受け、今もブルーシートで覆われた映像が映し出される千葉へと向かう進路予想です。
 進路予想といえば、私の場合以前にも書いた様に、米軍合同台風警報センター(※1)と、気象庁発表を伝える国際気象海洋株式会社(※2)とを見比べています。前者の時刻表示は日本時間ではありませんので13時間プラスして考えねばなりませんが、いつの場合も前者の方が後者よりも先日付までの予想を表示しています。
 昔と比べ気象観測は空前の進歩です。気象庁も先の予報を前者並みにやろうと思えばできるのでしょうが、控えめです。予想が外れたときのバッシングを懸念してでしょうか。いつも感じてしまいます。
 昨夜は吉野氏のノーベル賞受賞の嬉しいニュースで沸いていました。我が家での「台風の進路変更や勢力減衰ができたならノーベル賞やな」の冗談はさておき、この地へも今回の台風は接近します。しかも勢力は非常に強い。金曜日、仕事の後は窓ガラスにテープを貼ったり、被害を最小に留める対策の予定です。

(※1) https://www.metoc.navy.mil/jtwc/products/wp2019.gif
(※2) https://www.imocwx.com/typ/typ_19.htm

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今朝の三輪山

 近づいてきている台風19号が心配です。この連休に稲刈り予定の農家が多い中、台風による被害がなければ良いのですが。

今朝の三輪山
今朝の三輪山

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等分

 問題です。
 封筒の中の1枚の手紙を開くと、下図の折り目がついていました。これは何を意味しているのでしょうか?

折り目

 手紙の主は几帳面な方で、手紙を目見当ではなくきっちりと3等分の三つ折りにし、封筒に入れてあります。折り目は手紙を3等分するためと3等分した結果です。
 この前の「Soma Cube」で折り紙で作っているYouTubeをご覧になってお気づきでしょう。折り紙の5分の1の幅を折るのに、4分の1の対角線と全幅(1分の1)の対角線の交点を出していましたね。それと同じで、今回は3分の1です。
 道具を持ち出さないと長方形の等分分割は面倒ですが、折ることで簡単にできてしまいます。実に簡単で、a分の1の対角線とb分の1の対角線の交点が、(a+b)分の1 の位置です(三角形の相似を使えば簡単に証明できます)。
 ただ足し算をして目的の数を見つければできるのですから覚えやすく、やり方を頭の隅に記憶しておくときっと役に立ちます。それでは練習です。
 四角い紙を取り出して、その一辺を6等分した折り目を付けてみてください。 

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Soma Cube

 Soma Cube(※1)はご存じでしょうか。立方体を4つ繫ぎ合わせたブロック6個と3つ繫ぎ合わせたブロック一つ、計7つのブロックで遊ぶパズルです。小さなお子さんと遊ばれるのには良い素材でしょう。
 購入すればすぐにできますが、どうせならばブロックそのものも親子で作られると遊びの範囲が広がって楽しいでしょう。一つのブロックを1枚の紙で作るには、展開図(※2)が必要です。展開図から立体ができあがるのは小さなお子さんには面白いでしょうし、少し高学年ならば、ブロックの形から自分で展開図を考えるのも良いでしょう。
 もう一つは折り紙です。立方体を27個作って繋ぎ合わせます。折り紙で立方体を作るのでよく知られているのは、6枚のピースを組み上げて作る(※3)ものですが、162枚の折り紙が必要ですからたいへんです。Aサイズの紙1枚で作る方法(※4)は折り線を付ける手間がたいへんですが、用紙の調達はコピー用紙などですぐ手に入ります。色が欲しいとなればやはり折り紙で、1枚で折るには高度なフジモトキューブ(※5)で、それを使ってのSoma Cubeの作り方(※6)が参考になります。
 ビデオを見て、「これはたいへん」と思われるかも知れませんが、のんびりやれば良いですし、親子の絆には親の努力が不可欠です。

(※1) https://www.youtube.com/watch?v=QpqFNrx-Q0w
(※2) https://www.templatemaker.nl/ja/soma/
(※3) https://www.origami-club.com/unit/polyhedron1/cube/index.html
(※4) https://aaatoyo.com/download-a4-origami-cube.htm
(※5) https://matome.naver.jp/odai/2142660976779652801
(※6) https://www.youtube.com/watch?v=j4zJMdnzGR8

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隠し撮り

 1週間前の Gigazine の記事(※1)が、今も頭の隅にひっかかかっています。
 オーストラリアで、スマートフォンを触っている運転手を検知する最新のAIカメラが道路に設置してあったそうですが、何事にも反対意見は出るもので、交通サービスを提供する組織の広報部門の方が、カメラの設置が公にされていなかったことに非難をされているそうです。
 確かにプライバシーの侵害になり得ます。隣にうら若き女性が座っていて、写真が離婚訴訟の証拠に使われるやも知れません。他人に知られたくない状況もあるでしょう。でもスマホを操作しながらの運転の危険性に比べ、非難の方が先行するのでしょうか。逆に「この地域には監視カメラがついています」と知らせ、危険性が減るのでしょうか。
 交通サービス広報ならばむしろ、「ドライバーが手に持っているものを検知するカメラとその車のナンバープレートを撮影するカメラが開発され、道路に設置されています」と広く知らせ、運転中のスマホ操作を無くすように仕向けるべきでしょう。
 公にされていない取り締まりをどうしても非難したいのならば、日本に来て、事故が起こりそうも無い道路に40km制限をつけてのねずみ取りや、見えずらい時刻限定の右折禁止標識で、入れ食いの違反切符を切るこの地に来られてみては如何でしょう。

(※1) https://gigazine.net/news/20190924-technology-catch-drivers-on-phones/

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今朝の三輪山

 今日から消費税引き上げです。今朝の太陽は晴れ晴れしいですが、今後の経済動向は如何でしょうか。

今朝の三輪山
今朝の三輪山

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