太陽光発電

 最近はあまり車の運転をしませんが、たまに出かけると街道の近くで今まで空き地だったところが、太陽光発電パネルで埋まっています。電力会社の引き取り枠がなくなったとかで、一時開発ペースが鈍っていたのですが、またまた復活してきたのでしょうか。
 街道沿いならばまだしも、私たちが住まいする田舎のこの辺りでも開発が進んでいます。休耕田の周りにのぼり旗が立っている箇所が散在するので、「何のことかな」とその意図が判らなかったのですが、今にして思えば、太陽光発電パネルの設置予定地だったのです。
 先日の「今朝の三輪山」にも写っています。縮小していますので見づらいですが、住宅地の下、田んぼの緑の中の白い箇所が、パネルが設置されたところです。他にものぼり旗が2カ所見られます。農道ですから道幅が狭く、パネルを積み込んだ大きなトラックを別の場所に停め、小さなトラックでピストン輸送をしていました。
 太陽光発電での電力会社との取引については全くの素人でよく判りませんが、周りになにもないあんな田んぼでの発電で、電線まで繫ぐのはどうするのでしょう。近くの(はてどれくらいの距離があるのか)電柱から引っ張ってくるのでしょうか。
 どうせ遊ばせている土地だから少しでも利用できれば、との意味合いでしょうが、初期投資や維持費、それに年々下がる引き取り価格を考えると、先日来問題となった委託管理の賃貸経営と同じことにならないか、ちょっと心配ではあります。

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