昨日の朝刊で、「小学校で習う算数で問題が解けますか?」との本の広告に目がとまりました。例題が二問記されています。
一問目、「3分計と5分計の砂時計で4分を計ってください。」は、最小手順では無いかも知れませんが、頭の中で考えて答えが出せましたが、
二問目、「良子さんは魚屋さんで次の魚をどれも1匹以上買い、ちょうど3600円を支払いました。1匹あたりの値段は次の通りです。
サバ 130円、アジ 170円、イワシ 78円、サンマ 104円
さてアジは何匹買ったでしょうか?」には、手も足も出ません。
取っつきは、どれも1匹は買うのですからその金額を引いて残り3118円。この端数8はイワシとサンマから出るからと組み合わせを考えましたが、頭がこんがらがってギブアップ。もやもやを引きずって午後になり、アジ以外の値段はすべて13の倍数に気付きます。これでやっと答えが導き出せました。でも13の倍数の見分け方(※1)を知っていても手計算で答えを出すのは大変です。
何も考えること無く数字を片っ端から試すのは、パソコンの得意技です。やってみるとちょうど3600円で買える組み合わせは、22通りです。そこでちょっとひねってみて、次の問題はどうでしょう。
「上と同じ条件で、サバをできるだけ多く買うとすれば、イワシは何匹でしょうか?」
(※1) http://manabi.matiralab.com/times13/