ソフトのインストールは自己責任で

 まんまと引っかかりそうでした。
 Excelのファイルを印刷でpdfファイルにしようとすると、「AcroTrayは動作を停止しました。」なるアラームが出ます。そこでAcroTrayとはなんぞやと検索してみます。出てきた「レジストリーキーの破壊」の文字に、ついリンク先のレジストリーキーを調べるソフト、WinThrusterをインストールしてしまいます。
 もちろん、インストール前後でのウィルスチェックでは、異常はありません。起動するとチェックで異常が見つかったとして、修正するための有償ソフトの購読を勧めてきます。ここで始めてこりゃ変だと気がつきます。例のさも問題があるかのように不安を煽って、ソフトを購入させる手法です。
 すぐにRevo Uninstaller(※1)で、アンインストールを試みますが、途中でかのソフトが起動して、アンインストールができません。しかもPCの再起動時にソフトが立ち上がります。
 タスクスケジュールに組み込まれているとみて、「コントロールパネル」→「管理ツール」→「タスクスケジューラ」とたどり、WinThrusterの項目を一旦無効にした上削除します。
 その後再度Revo Uninstallerで削除すると、無事アンインストールができました。
 後でこのWinThrusterを調べてみると、名うての迷惑ソフトのようです。それがGoogleのAcroTray検索で2番目に出てくるのですから、危険ソフトの回避はあくまでも自らの力量で、ということです。くわばら、くわばら。

(※1) http://www.gigafree.net/system/install/revouninstaller.html

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