サボる働きアリ

 最近読んだ記事で興味を引かれたのがなぜ働きアリの7割がサボるのか(※1)です。
 働きアリと聞けば、どのアリも賢明に献身的に働くイメージだったのですが、実際は7:3で7割が働いていないのだそうです。働いているアリに突発事故が起こったとしても、すぐに補充ができるリスク管理なのだそうです。
 この話で思い浮かんだのが、市役所の人員です。何度行っても「暇そうな人がいるな」との思いですが、この批判に対する公の回答が、この働きアリのリスク管理です。批判を受ける側にとっては都合の良い話ですが、果たしてそうなのでしょうか。
 3割の働きアリが女王アリを頂点とする一国を支えていると判断できますが、収入の内まず人件費ありきで、残りをどう配分するかを決めている世界とを同一視できるでしょうか。
 話が変な方向にずれましたが、この記事でアリの寿命が2~3ヶ月とも知りました。働いて働いて死んでゆくアリ、働かず何もしないで死んでゆくアリ、どちらが幸せなのでしょうね。

(※1) http://ascii.jp/elem/000/000/893/893063/

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