少し前ですが、聖書やめて官能小説どうぞ(※1)を読んだときには、どうコメントしたものか分りませんでした。
海外はもちろんのこと、日本でも部屋に聖書を置くホテルは多数あります。今まで「ホテルの品位を示すものか」程度に思っていて本当のところは知りませんでし、まして開いて読むことなど一度もありません。ホテルのオーナーが「もっと読まれる本を」と企画するのはもっともなことですが、一気に官能小説へとの切り替えは、両者にギャップがありすぎて議論を呼ぶわけです。
話題性としてホテルが知られるようになったのは、オーナーの目的の一つだったかもしれませんが、どのホテルもどうせならもっと読まれる本をと模索しているようで、記事にあったkindleを置き、聖書は無料で他に読みたい本があればネットから有料でダウンロードしてください、というのも今風で良い取り組みだと思います。
私も含め日本人はいささかせっかちで、ホテルでゆっくりくつろいで本でも読もうかという方はほとんどおられないと思いますが、本が置かれるとすれば、私としては海外のホテルで欲しいのは、コマーシャル要素を排除した現地のガイドブックですね。皆さんは官能小説の方でしょうか?
(※1) http://www.sankeibiz.jp/compliance/news/120819/cpd1208191700001-n1.htm