キーボード派

 日曜日、何もしないで体を休めるもよし、取り貯めたテレビ番組を見るもよし、でも何にしろ「今日はこうしよう」と一応の計画を立ててみるのが大事です。そこで昨日の私は、「エクスプローラーをキーボードだけで操作してみよう」です。情報は全てネットからですから、やおら検索、検索の始まりです。
 まず起動は、「Win」+eで可能です。フォルダーやファイルを選んだり、開いたりは、「Tab」、「Shift」+「Tab」、「Enter」でできます。関連付けされたプログラムで開くのではなく、別のプログラムで開く場合には、予め「送る」メニューにそのプログラムを入れておいてもよいのですが、できれば右クリックメニュー(コンテキストメニュー)に「~で開く」項目を入れたいです。探せば見つかります。こちら(※1)やこちら(※2)。特に後者は他の記事にも興味津々です。
 コンテキストメニューを開くには、その選んだファイルの位置にマウスカーソルがなければなりません。「キーボードマウスを使う?」 それじゃ意味がありません。困ったときはAutoHotkey(※3)。 こちら(※4)に「A_CaretX」、「A_CaretY」というカーソル位置の
組み込み変数がありました。かくして私が書いたコードは
 
#IfWinActive ahk_class CabinetWClass  ;WindowsXPのときはExploreWClass
^Right::
CoordMode,Caret,Screen
MouseMove,A_CaretX,A_CaretY,0
MouseClick, right
return
#IfWinActive
 
 「Ctrl」+「→」でカーソルが選んだファイルの位置に移動し、コンテキストメニューを開いてくれます。後は「↑」や「↓」と「Enter」。
 
 「これで便利になったか?」ですって! いやいやマウス操作にはとてもかないません。キーボード派のお勉強といったところでしょうか。

(※1) http://www002.upp.so-net.ne.jp/jsrc/pc-98/reg.html
(※2) http://journal.mycom.co.jp/column/windows/
(※3) http://www.autohotkey.com/
(※4) http://ahk.xrea.jp/Variables.html

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