NHK受信料制度等専門調査会が、PCなどの通信機器でのみNHKを視聴するユーザーにも受信料負担を求めることが望ましい、との答申を出したことに、早速ネットで怒りの声が上がっています。
NHKがネットでオンデマンドで過去の放送を流していることは耳にしていますが、私は観たことがなくどんな様子かも分りません。今回の答申はそのことに関することではなく、インターネットというメディア環境の変化への対応を意図し、東日本大震災時、特例として総合テレビのインターネットへの同時配信を行ったことが視聴者の高い満足度を得、そのことが今後NHKがインターネットで通常放送をしようとしていることが背景にあると思われます。
完全デジタル化に向けて、パソコンメーカーの新商品は、「テレビチューナー付」が一つの売り文句です。NHKなど観ることもないのに、「テレビ放送を受信できる機器を持つものは受信料を負担しなければならない」との法で、そんなPCを持つだけで受信料を取られるなど真っ平、が怒りの多くです。
「受信料を取るなら全てオンデマンドにしろ」との声もありますが、他局に遅れをとることは明白で、NHKの意図するところではありません。
NHKがインターネットで通常放送に踏み切れば、PCだけで放送を観る人にどう対処するか、今後まだまだ論議は続きそうです。受信料制度も見直しが必要でしょう。
既にテレビの受信料を払っている人には課金されませんから、私は暗に、テレビをお持ちの方は受信料をお支払いください、程度に今は受け取っておきます。
今朝の三輪山
梅雨があけ今朝も見事に晴れ上がりました。気温もぐんぐん上がることでしょう。昨日のように今日も夕方のシャワーが期待できるでしょうか。
ブックマーク
「みんなは毎日どんなサイトを見てるんだろう」とは、誰もが興味を持つところです。そこで今日は私がこの三ヶ月毎日訪れているサイトを紹介します。
Giveaway of the Day(※1)です。日替わりで、その24時間内にダウンロード・インストールすると、有料ソフトが無期限で無料使用できるサイトです。
無期限・無料と聴くと、すごくお得なサイトと思われますが、ご想像の通り、無料で提供するのは宣伝効果を狙ったり、バージョンアップ更新を狙ったりの思惑があるわけで、誰もがお金を出して買いたいソフトは登場しません。私もこの三ヶ月でこのサイトを利用して使っているソフトは、ウォーターマークなどを周りに溶け込まして削除する画像処理ソフト1本です。
翻って考えると、今まで見たことも聴いたこともないソフトにお目にかかれるのですから、逆に興味もわきます。私は使ってはいませんが、同様のゲームソフトサイト(※1)もあるようです。
興味のある方は訪れてみてください。
(※1) http://jp.giveawayoftheday.com/
(※2) http://game.giveawayoftheday.com/
サマータイム
節電対策の一つとして、サマータイムを導入する企業が増えています。japan.internet.com の記事によると、株式会社イードの「終業後の過ごし方に関する意識調査」で、4割以上の父親がサマータイムで家族交流が増えた、とのこと。
最近の日本人のモラルの低下は、目に余るものがありますが、その大きな原因の一つは、家族との交流の少なさでしょう。確かに今ちょうど定年後を過ごしている年代は、経済成長の真っ只中をがむしゃらに働き、家族との交流はないがしろにされてきました。子供は先人から社会の仕組みや振る舞い、人との交わりや思いやり、向上心などを教わって育ちます。その根本が親ですから、家族の交流がおろそかになると、おのずと子供たちへの伝達が途絶えてしまいます。
サマータイム導入派は、就業後の経済効果とこの家族交流をメリットとして挙げていましたので、予想されていた結果ではありますが、今後サマータイムを定常化する要因になるかもしれません。
ただ現段階では調査も限定的ですし、記事にはデメリット調査結果は記載されていません。しかし、今回の節電波及効果は、サマータイムの可否を決めるテストサンプルとなることでしょう。
商品企画
パッケージデザインは仕事上必要ですので、その関係のサイトは良く見ます。そこで昨日、「これは何?」と思う商品がありました。twitterやblogでも取り上げられているというので、遅れてはならじと、このblogでも取り上げてみました。
さて、次の商品は何でしょう?
はい、正解。ワイン、その通りです。
でも付属している金具は何に使うのでしょうか?
答えはこちら(※1)です。
(※1) http://lovelypackage.com/torche/
今朝の三輪山
昨日来の雨もあがりました。三輪山から立ち上る水蒸気が幻想的でもあります。雨のせいで涼しい今朝ですが、今日も気温が上がりそうです。
ウィンブルドンテニス
久しぶりにウィンブルドンテニスをテレビで観ました。NHKが男女決勝戦だけ、放映権を取ってくれたからです。
クビトバ vs シャラポア、シャラポアは、打つたびの相変わらずのやかましさに変わりはありませんが、精彩も余裕もなかった感じです。初めて見るクビトバは、余裕ができた後の気を抜いたようなイージーミスはいただけませんが、サービス・ストロークともシャラポアを圧倒、観ていて危なげない感じでした。ただサービスをワイド側に打つときには、左外(彼女は左利き)にトスを上げ、上体が左に傾きますので、センターかワイドかの打ち分けは私にも見て取れました。しかし後半のボディ狙いのサービスは、実に効果的でした。
ジョコビッチ vs ナダル、ナダルに分の良い自信が、ジョコビッチに感じられました。あのナダルがストローク戦でなかなかポイントが取れないのですから、2セット目の半ばで「もう勝負は決まったな」と、今朝のことも考え床に着きました。朝のニュースをみて、3セット目は6-1でナダル、ちょっとしたきっかけで流れが大きく変わるテニスの怖さです。
一時のパワー全盛から、今はパワー+テクニックの時代に入っている感じがしますが、しかしまだ、パワーのウェートが高く、テクニックでパワーをかわすのは、相当に難しそうです。ただ以前の、サービス&ボレーであっという間にポイントが決まってしまうのに比べ、ストロークに重きを置く選手が増えているのは、観ていて楽しいです。
薬はできるだけ飲むのを控えましょう
花粉症などアレルギーの治療に使われる医薬品「アレロック」(成分名・オロパタジン)を飲んだ患者で、副作用が疑われる劇症肝炎により、男女2人が死亡していたと、厚生労働省の発表がありました。
私は以前、肝臓疾患で入院履歴があります。そのころ花粉症を発症していて市販の薬を多用しており、特定はできませんでしたが、おそらくその薬が原因であろうとの医師の説明でした。その後は花粉症の薬は一切服用せず、花粉を取り込まない対策のみで、毎年やり過ごしています。
また先日は、糖尿病治療薬アクトスが長期服用で膀胱(ぼうこう)がんの危険性が高まる可能性があると、膀胱がんを併発している患者への使用を控えること、と、厚生労働省は医師向けの説明書を改訂した、とのニュース。米仏では以前から危険性が指摘されているにもかかわらず、既に膀胱がんを発症している患者のみへの注意というのも変な話です。
私は糖尿病も患っており、すぐに服用している薬を確かめました。正にアクトスです。まだ軽い糖尿病ですので、すぐに服用を止めました。糖尿病かがんか? と選択をせまられれば、今はがんの方が怖い気がします。
厚生労働省の振る舞いを見ていると、どうも製薬会社よりに感じられてしょうがありません。製薬会社をいじめても、厚労省に何のメリットもないのは分ります。訴訟騒ぎになってやっと目覚めるというところでしょうか。まあその頃にはトップにいた人も代わっていることですから。