花粉症などアレルギーの治療に使われる医薬品「アレロック」(成分名・オロパタジン)を飲んだ患者で、副作用が疑われる劇症肝炎により、男女2人が死亡していたと、厚生労働省の発表がありました。
私は以前、肝臓疾患で入院履歴があります。そのころ花粉症を発症していて市販の薬を多用しており、特定はできませんでしたが、おそらくその薬が原因であろうとの医師の説明でした。その後は花粉症の薬は一切服用せず、花粉を取り込まない対策のみで、毎年やり過ごしています。
また先日は、糖尿病治療薬アクトスが長期服用で膀胱(ぼうこう)がんの危険性が高まる可能性があると、膀胱がんを併発している患者への使用を控えること、と、厚生労働省は医師向けの説明書を改訂した、とのニュース。米仏では以前から危険性が指摘されているにもかかわらず、既に膀胱がんを発症している患者のみへの注意というのも変な話です。
私は糖尿病も患っており、すぐに服用している薬を確かめました。正にアクトスです。まだ軽い糖尿病ですので、すぐに服用を止めました。糖尿病かがんか? と選択をせまられれば、今はがんの方が怖い気がします。
厚生労働省の振る舞いを見ていると、どうも製薬会社よりに感じられてしょうがありません。製薬会社をいじめても、厚労省に何のメリットもないのは分ります。訴訟騒ぎになってやっと目覚めるというところでしょうか。まあその頃にはトップにいた人も代わっていることですから。