原発疎開

 福島第一原子力発電所の収束のめどが立ちません。水道水が放射能で汚染され、乳幼児への飲料制限がかかったときにはペットボトルの水がパニックでした。飲料制限解除後も不安が取り除けるわけも無く、関西のスーパーですら水不足です。
 基準値を超える放射線量であっても、「体には影響ない」とコメントするのは、基準値が過去の事例よりもずいぶん低く設定されているためで、逆に考えれば、事例が少ないためになるべく安全側に低く設定せざるを得ないとも推測されます。このコメントがまた不安を募らせる元で、乳幼児を抱える家庭はミネラルウォーターに頼ることになります。
 ところがニュースによると、日本小児科学会などが、多くのミネラルは腎臓に負担をあたえるなど乳児に過剰な負担を与える可能性があると、軟水の使用をすすめています。
 一体どうすりゃいいのですが、最近知り合いの何人かによると乳幼児を抱えた娘さんが、こちら関西に帰ってきているとのこと。仕事を抱えた旦那さんは単身で不自由になるでしょうが、関西以西に身寄りや知り合いのある方はどんどん原発疎開をなさるのが良いでしょう。関西の知事さんは受け入れる意向を示しておられます。不安を募るようで政府として方針を示すのは難しいでしょうが・・。

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