高校 授業料 無償化

 賛否両論はあるにしても4月1日から公立高校の授業料が無償になりました。私立高校や高等専門学校などについても、同じ授業料相当額を支援金として学校に支給されます。
 この法律、あなたはどのように受け止められましたでしょうか? 私の第一感は、「高齢者もこれを利用しない手はない」です。私は自営ですからそうもいかないところがありますが、定年退職をして家でのんびりしているならば、高校に行って専門知識を得る授業を受けてみたいなと思ったりします。
 高校の入学資格は法律では中学終了ですので、資格は十分でしょう。年齢制限をしているところもありますが、学生数で高校の評価も変わるでしょうし、公立ですと一人当たり11万8千円が自治体に入るのですし、私立も同額が学校に入り、さらに一家の年収が250万円未満ならばその倍が入るのですから、この法律を機に年齢制限もなくなるでしょう。
 高校に行きたくとも行けなかった人にはチャンスですし、家で時間を持て余しているより余程ましです。「果たしてどこまで検討を尽くしたのか」と疑問を持つ子供手当の例もあることゆえ、この法律もお上の判断で可否が決まるでしょうが、もしこのようなことができるのならば、本当に学びたい人が高校に行くのですから、それはそれで良いことかも知れません。

se.gif