久しぶりに市の図書館に行って来ました。我が市が誇る立派な建物です。ところが既に1/3程を占めるセミナー室部分はシャッターで閉じられ、雑誌であふれていた棚に雑誌は一冊もなく(かろうじて「暮らしの手帳」は健在でした)、「今月の新入館書籍」案内もなくなっていました。財政難を如実に物語っています。
知らない土地を訪れたとき、その場所柄から突出した立派な行政の建物や体育館を見ることがあり、いくら掛かったのだろうかとか、こんな立派な建物が果たして要るのとか思ったりします。
観光に力を入れる我が市では、古墳の周りを整備して小公園を造ったりしています。造った当初は綺麗で良いのですが、何年か経つと草ぼうぼう。予算を計上する時、いったい何年先をみて行っているのでしょうか。維持管理費も立案時には必須の条件だと素人目でも思うのですが、閉められた設備や荒れた状況を目にすると、やっつけ仕事に感じられてなりません。
決定を下した議員さんを市民が選んだといえばそうなのですが、任期があり、辞めてしまえば「はいお終い」の現状では、もう少し長期ビジョンを考え得る市民参加型があってもしかるべきだと思ったりします。