私のネットでの購入は、金額は別として数では本が一番です。そんなとき困るのが、内容が分からずタイトルから「だいたいこんな内容だろう」と購入する場合です。以前、タイトルが違うのに中身が全く同じ本を購入していまい、返品で不愉快な思いをしたことがありました。
この程、Google Books 検索が米国内の訴訟で和解が成立し、過去の出版書籍の一部や全文がネット上で読めたりできる可能性が出てき、洋書を買う上では消費者にとってありがたいことです。(今も一部公開されていますので、参考になります。)
国際条約(ベルヌ条約)により、この和解は日本の書籍にも適用されるようで物議をかもしています。あくまでも米国内で絶版となった書籍が対象で、しかも米国内からのアクセスしか効きませんので、我々にはあまりメリットが無く残念ですが、著作権者にとってはそのまま掲載を放置するか、対象から外すよう申し出るか、思案のしどころですし、この和解そのものへの異議も出ているようです。
消費者の立場から見ている点もありますが、本も書けない素人の私には、ネットで公開されてもなんら差し支えないように思えます。広告や販売による収入の63%という有利な割合で還元されますし、良い本はネットで読むというより、手元においてゆっくりくつろいで読みたいと思うのですが、いかがでしょうか。