運動会

 パンパン パン、日曜の朝は花火の音で目が覚めます。そう、今日は自宅前の小学校の運動会です。ところがしばらくすると、トタン屋根に当たる雨音。「いやぁー、かなり降ってるな、どうすんだろな」と思っているところにスピーカーからの音が響きます。やがて来賓の挨拶が聞こえてきます。新聞を取りに外にでると、雨をよけて校舎にへばりついた子供達に、次の出番を控えてでしょうか、先生らしき人が帽子のかぶり方などに注意を与えています。
 父兄達の路駐のすき間を抜けて買い物に出かけた後も、無情にも降りはひどくなったりしています。帰宅すると、ちょうど昼休み、運動場に子供達の姿はありません。ようやく雨も小降り、今度は子供達が下校するおしゃべりの声、プログラムを繰り上げて午前中で済ませてしまったようです。
 「午後から雨」の天気予報が朝からの雨ですから、降り止むとは考えづらい状況の中での決行、運動会に限らず行事での天候は悩みの種。中止、延期を決断するのは後処理を考えると大変です。ただ残念なのは子供達のための行事であっても得てして大人達の都合が優先されることです。

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文字頻度

 本年1月4日のこのブログで、DOG30-Silhouette font での新年挨拶文のことを書きました。読み解いていただきましたでしょうか。このように英文のアルファベットを他の文字や記号に置き換える暗号はよく使用され、「e」は最も使われるなどと、頻度で解き明かされたりします。それではここで問題です。

頻度の2番目は[a」、では3番目は何?
新年挨拶文はローマ字でしたが、当然母音の「a」「i」「u」「e」「o」はよく使われます。これらはトップ5である。○か×か?
「かな」では、ずばりトップ1は何?

 
 いかがですか。解答は文字頻度表(※1)でどうぞ。

(※1) http://www7.plala.or.jp/dvorakjp/hinshutu.htm

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地上デジタル放送

 2011年に切り替わる地上デジタル放送、「アンテナはどうなるの?」てな事も知らない私、ネットでちょっと勉強してみました。
 UHF帯の電波を使うので、UHFアンテナが付いていると、新たなアンテナ設置はいらず、テレビの買い換えだけで済みそう。
 メリットは、ワイド画面-あまり私には関係ありません。ノイズが無くなる-今のゴーストが無くなるのですから、ありがたいです。走査線が1125本と倍以上に増え、高精細なハイビジョン映像が楽しめる-視力の衰えた私にいいかも。地方の情報や番組表などのデータ放送ができる-操作が簡単にできるよう願いたいです。
 デメリットは、新たなテレビか変換器が必要-今ので十分なのに、出費、痛いです。録画が自由にできない-録りそこねた番組を誰かからかりてきて録画なんてことはできなくなります。
 
 思いもよらなかったのですが、時報がなくなるんですね。圧縮して送り出す信号を解凍して表示するのにタイムラグが生じるので、時報は意味をなさなくなるそうです。-テレビの時刻表示を見て、朝行動する私にはちょっと不便。
 
 私の方からだけ見てますが、放送局側も今後の番組作りをどうするか、スポンサーが付きにくいワンセグ用番組をどうするか、今躍起となっている視聴率をどうはじくか、などなどいろいろ問題はあるようです。

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バッグ

 自宅と工場の行き帰りに使っていたバッグがみすぼらしくなり、先日衣料問屋に出かけた際にトートバッグを購入しました。トートバッグというと女性用、男はセカンドバッグをかっこよく脇に抱え、のイメージ(私だけかも知れませんが)でしたので、男性でも使えそうな色・デザインのものを選びました。
 一部を除けば有名なエルメスのデザインにそっくり、マチや上部を止めるホック、釣り手で分割された両脇の三つづつの小ポケット。でも真似られる要素十分の機能性豊かなデザインです。
 トートバッグの特徴は開いた上部、やや長めの持ち手。広めのマチ。使ってみるとこれが実に便利なのです。新聞も四つ折にすればすっと入り、ちょっと大きめの封筒で上部からはみ出しても、持ち手まで届かなければ何の苦もありません。携帯電話や鍵の取り出しも至って簡単。男性用、女性用というイメージはここに至って古かったと感じます。機能性に優れたものに境界などありませんね。

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平和ぼけ

 民主主義国家でありながら、選挙ではなくクーデターで政権が入れ替わるのは正常な状態ではありませんが、タイではタクシン政権は、同族を主要ポストにつけ利益を独占する体制や、最近の株取引の不明朗さで国民の反感をかっていたものの、今まで阻害されていた地方への手厚い補助で多くの地方支持者を得ていたため、選挙での転覆は無理と判断した行動のようです。国王もこれを認めているため、実に静かなクーデターでした。
 一時はすわクーデターとあわてて自国に引き上げた人々でしたが、わずか一週間前の出来事に日本人観光客は早くもお出かけのようです。話題を求めて、テレビ局はそんな女子大生グループにインタビューをしています。「タイではどんなところを観たいですか?」 答えて曰く「戦車を見たいです。」 タイまで追っかけたインタビュアーは「あちらに戦車がありましたよ」 「あっち? 見たい見たい!」 
 警備の兵士に手を振ったりしていて、実に平和ぼけした日本人が映し出されています。テレビ局の思惑通りなので、そのまま受け取ってはいけないのでしょうが、そんなにはずれてはいないと感じたのは私だけでしょうか。

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起立! 君が代斉唱

 昨日また新たな判決がでました。入学式や卒業式で日の丸に向かって、起立、斉唱の強要は不当で、違反者の処分は少数者の思想・良心の自由の侵害との判決です。自由の国・日本では、当然の判決とは思います。しかし私も小泉首相の「国旗・国歌に敬意を払うのは法律以前の問題だ」のインタビュー答弁に同意です。
 1999年8月に「国旗・国歌法」が制定された後も、日の丸は軍国主義に通じるとの反対や、君が代は天皇賛美だとの反対があります。しかしそれは、国に敬意を払う場ではその人なりの敬意を示した上で論ずるべきものです。日の丸に異を唱えるも良し、君が代を斉唱しないのも良し、しかし斉唱をしている人に対しては自らも起立して敬意を払っても良いでしょう。将来を担う子供達を教育する立場の人々、自らがどういう範を示して愛国の気持ちを教えておられるのか、そちらの方が心配です。

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秋の交通安全週間が始まりました

 一連の酒酔い・酒気帯び運転の事故で、一斉の取り締まりがテレビニュースを賑わしています。本人の事故は自業自得だと思ったりしますが(本当は自覚を促さないといけないのでしょうが)、もらい事故で被害に遭うのは悲惨で許し難いものです。罰則を厳しくすれば減るでしょうが、それも一過性で、結局はアルコールが検知されると車が作動しないハードに頼ることになるでしょう。
 いつも気になるのが、事故や事件が起こるとやおら一斉の取り締まりの体質です。車の引き込みがしやすいが故のスピード違反の取り締まりを目にする度に、「こんな場所では事故は起こらないだろうに、なんと無駄な」と思ったりするのは、権力に対するひがみでしょうか。
 折しも秋の交通安全週間、法律で守られ権力を与えられたからには、後追いの一斉取り締まりはむしろ恥ずかしいことだ、と私としては思っていただきたいのです。

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敬老の日

 昨日は敬老の日、おじいちゃん・おばあちゃん孝行はできましたでしょうか。逆におじいちゃん・おばあちゃんの中には、熟年やら実年やらの呼び方はともかく、まだ「老」とは呼ばれたくない方も多いかもしれません。9月8日のニュースでは、79歳の熟女がシカゴの銀行で買い物袋からおもちゃの拳銃を取り出し、「3万ドルをよこせ。」とやったといいますから、まだまだとても「老」とは呼べません。
 出生率が下がり、どんどん高齢化が進み、65歳以上の人の全人口に占める割合が20%を越えています。国民の祝日に関する法律(祝日法)では、こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかる「子供の日」、多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う「敬老の日」が定められています。今後は、勤労をたっとび、生産を祝い、国民互いに感謝しあう「勤労感謝の日」とは別に、年金の下支えに感謝する「若者の日」が定められることでしょう。

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訴訟社会

 スターバックス、どこにでもあるコーヒースタンドが、残念、この田舎にはありません。それででしょうか、この8月の騒動は全く知りませんでした。
 元々従業員とその家族向けにメール送信した無料クーポンなのですが、今のインターネット時代、瞬く間に広がって来るわ来るわ、あわてたスターバックスはそのサービスを中止したのです。日本であれば例えばブログ(※1)などにあるように、「残念でした」で済むのですが、本家のアメリカはそうはいきません。訴訟です。しかもその金額が半端じゃなく、1億1400万ドル。
 アメリカ社会の訴訟は、いつも引き合いに出される「熱いコーヒー」に代表されるように極めて熾烈です。確かにクーポンを握りしめてお店まで出かけ、それが無駄になった残念な気持ちと損害はありますが、ちょっとやり過ぎではないでしょうか。「サービス」を相手の好意ととらえず、当然の行為ととらえてるのでしょうか。皆さんはどう思われます?

(※1) http://plaza.rakuten.co.jp/rakuraku55/diary/200609040000/

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みはえる いんたい

 イタリアGPで勝利を収めた後の記者会見でミハエルシューマッハが引退を表明しました。
F1デビューが1991年。私がF1に興味を持ったのは「セナ・フィーバー」のころでしたからちょうどこのころです。セナの死後、チャンピオン争いの中には常にシューマッハがいました。ミスをしない、自由自在のペースコントロールはピット戦術によるレース運びを確立し、
現時点で7度のチャンピオン、通算90勝という大記録をうちたてました。
ドライバーがトップチームで走れるのはせいぜい10年。
この記録はおそらく破られることはないでしょう。
 憎たらしいほどに強かった彼もついに引退。
ひとつの時代が終わったんだなというさびしい気持ちにさえなります。

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