一連の酒酔い・酒気帯び運転の事故で、一斉の取り締まりがテレビニュースを賑わしています。本人の事故は自業自得だと思ったりしますが(本当は自覚を促さないといけないのでしょうが)、もらい事故で被害に遭うのは悲惨で許し難いものです。罰則を厳しくすれば減るでしょうが、それも一過性で、結局はアルコールが検知されると車が作動しないハードに頼ることになるでしょう。
いつも気になるのが、事故や事件が起こるとやおら一斉の取り締まりの体質です。車の引き込みがしやすいが故のスピード違反の取り締まりを目にする度に、「こんな場所では事故は起こらないだろうに、なんと無駄な」と思ったりするのは、権力に対するひがみでしょうか。
折しも秋の交通安全週間、法律で守られ権力を与えられたからには、後追いの一斉取り締まりはむしろ恥ずかしいことだ、と私としては思っていただきたいのです。