イタリアGPで勝利を収めた後の記者会見でミハエルシューマッハが引退を表明しました。
F1デビューが1991年。私がF1に興味を持ったのは「セナ・フィーバー」のころでしたからちょうどこのころです。セナの死後、チャンピオン争いの中には常にシューマッハがいました。ミスをしない、自由自在のペースコントロールはピット戦術によるレース運びを確立し、
現時点で7度のチャンピオン、通算90勝という大記録をうちたてました。
ドライバーがトップチームで走れるのはせいぜい10年。
この記録はおそらく破られることはないでしょう。
憎たらしいほどに強かった彼もついに引退。
ひとつの時代が終わったんだなというさびしい気持ちにさえなります。