らくてん

 楽天のTBS株取得問題ですが、楽天の持ち株が19%超になりました。
これは新株予約券の発動が持ち株20%であるためですが、脅しとしては不十分ではないかと思います。TBS側の対応もライブドア騒動から何も学んでいないようなお粗末さですが。
「株を買うなら声をかけてくれないと困る」とか、「話し合いをするなら株を買い増すのをやめろ」などと上場企業とは思えないようなことをいっていますし。
電通やamazonと提携して番組とネット通販を連動したデータ放送を制作するということに関しては、まあ当て馬というか、楽天と手を組む気はないという意思表示ですね。
 今後の展開として新株予約券が株主代表訴訟で覆せるかどうかの問題と、楽天は銀行融資で資金調達していますが、ライブドアのようにMSCBに手を出すかというのが考えられます。
ライブドアは50%超の株を取得後、全ての株を売り払って利益を得ましたが、楽天の場合はどうなるでしょうか。
 プロ野球の方にも影響を及ぼしかねないだけに楽天惨敗は避けて欲しいところですが。

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人とのつながり

 テレビで好きなコマーシャルがあります。
 バス停のベンチでバスを待つ若い女性に、草野球チームの一人がボールを投げる仕草、若い娘は手を伸ばしてそのボールをキャッチします。バッターボックスに立ったその娘に、通りを挟んでボールを投げ込むピッチャーの仕草、若い娘は見事に彼等の頭上を越えてボールを打ち返します。飛び行くかのようなボールの跡を追いかけて振り返ると、バスが通り過ぎて誰もいないベンチが残っています。
 「知らない人に話しかけられたら、悪人と思って無視しなさい」の現代社会。知らない人もみんな同じ社会の人たち、かつては話しかける人も、それを受ける人も、みんなにゆったりした余裕がありました。
 
 最後に発泡酒の名前が流れることを除けば、のんびりと安らぐ気持ちにさせてくれます。

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ディープインパクト

 競馬には全く感心がなく、馬券も買ったことのない私ですが、昨日ばかりは「シンボリルドルフ以来の無敗三冠馬の誕生か」に踊らされて、好きなゴルフ中継から競馬中継にチャンネルを切り替えてしまいました。
 13万人を越える大観衆の中、他の馬に比べて見劣りのする小さな体で、何とすばらしい差し足、あの見事な勝ちっぷりにファンが熱狂するのも頷けます。オッズも1.0のぶっちぎりの一番人気、大量に買われた単勝馬券の内相当数は、払い戻しをされず記念に取っておかれることでしょう。
 名前にも増してインパクトがありましたので、その後の女子ゴルフはプレーオフにもつれ込んだにもかかわらず、ノンインパクトでありました。

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ぶりっじばんざい

10月15日分の答えです。

     典型的なクロスラフのハンドです。もし間違えて定石通り最初に切り札を狩ってしまうと、スペードとダイヤのルーザーの処理ができなくなります。
 ダイヤQのリードをAで取り、ダイヤをラフ、スペードAを取って、スペードとダイヤのラフを繰り返せば、スペードとダイヤの別れが悪くない限り、ハートで8枚それにスペードA、ダイヤAでコントラクトはメイクします。ブリッジを始めて最も愉快なのが、このクロスラフではないでしょうか。
K Q 5 4
A 6 5 3 2
9 7 6 3
N
W   E
S
A 9 7 3 2
A J 8 2
4
K 4 2

読書の秋

 読書の秋、「これ、読んでみ」と一冊の本を手渡されました。子供が母親から本を与えられるのに似ています。図書館で借りた本が文庫本で発売されたので、買ったそうです。
 本は、永六輔著「聞いちゃった!」。 街で耳に飛び込んできた粋な言葉の数々、2・3行の言葉が六つのテーマに分類されて並んでいます。「う~ん、なるほど」とうなづくもの有り、「本音やね」と納得するもの有り、人生を感じさせるもの有り、反論したいもの有り。
 「ええか、いい本の紹介ちゅうもんは、内容を書かんで『読みたいなあ』って思わせるもんや。」

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映画今昔

 芸術の秋、テレビでは昔の映画が放映されています。何度か見ているのに、それでも懐かしくて見てしまいます。
 服装や走っている車、建物の外観などは別にして、現代劇であっても画の作り方、カメラワークに、今の映画とは違う時代を感じさせます。撮影装置の違い、CGをふんだんに使った現代とは違って、素手で作り上げた画がそれを感じさせるのでしょうか。
 ということは、これから10年後、今の映画を見たときにも同じように、「古いなあ」と感じさせるでしょうか。今もすごい映像技術なのですが、それがどこまで進んでいることでしょう。私が想像できるのは、少なくともフィルム媒体がなくなっているだろう程度なのですが・・・。

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ぷれいんぐまねーじゃー

 ヤクルトの古田敦也選手が、選手兼任監督としてヤクルトの次期監督に就任することが18日、正式に決まったそうです。選手と監督の契約は別々で、監督としては2年契約で、選手としては延長オプション付きの1年契約。選手兼任監督は1977年の「師匠」野村克也氏以来となります。
 古田選手は現役続投に強くこだわっていましたから、もう1,2年選手としてやりたいと言えば球団は了承したと思いますが、大変なのがわかっている監督兼業を受けたのは落日のヤクルトを放っておけなかったからなのでしょう。
 来年は間違いなく注目を集めますから客席も埋まることでしょう。私も楽しみです。
交流戦があれば、楽天野村との師弟対決も見れますし、「代打、俺」もあるかもしれません。
(半分ネタですが)
 昔と違い、ルールも複雑化していますので例えば、マウンドに行ける回数はどうなるの?なんて問題も出てきますがそれはそれで面白いじゃないですか。
 注.監督が2回マウンドに行ったらそのピッチャーを変えなくてはならない。
一方、労組日本プロ野球選手会会長を退任することになります。
次期会長は、宮本(ヤクルト)、小久保(巨人)、和田(西武)、松中(ソフトバンク)ら副会長の中から選出される見通しですが、これからの交渉にどう影響するのかはわかりません。
 
#うがった見方をすると選手会会長をやめさせるための陰謀であるという説もあったりなかったり。

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はんてい と こうぎ

 久々にプロ野球がおもしろい。昨日もロッテ vs ソフトバンクのテレビ中継を見てしまいました。
 プロスポーツを見ていて後味の悪いのは、審判のジャッジとそれに対する抗議。抗議そのものにもペナルティを課す厳しいサッカーからずるずると長引く野球まで。「監督の激しい抗議に選手達が発憤しました」は解説者の常套句ですが、私などは「じゃ、それまではどんな気持ちでプレーしていたんだ」と、いずれにしろすっきりしません。
 アメリカンフットボールを見ていて、チームの抗議に対しビデオテープを見直す場面に出くわしました。素人で詳しくは知りませんが、審判団は無条件にビデオを見直して再度判定を下します。もちろん抗議回数は限られていて、抗議はしたものの判定が正しかった場合には、ペナルティが課されます。紛争が長引くことなく、選手達も聴衆もすっきりです。審判団も「どうだ、我々の判定は正しいだろう」と胸を張ります。
 文明の利器がそろっている現代、そろそろ野球にもこのようなシステムを取り入れてみてはいかがでしょうかね。

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ぶりっじばんざい

 問題です。

     コントラクトはSの4ハートです。WはダイヤQをリード、プレイプランを立ててください。
K Q 5 4
A 6 5 3 2
9 7 6 3
N
W   E
S
A 9 7 3 2
A J 8 2
4
K 4 2

ぜんいんさんか

 去る10月10日は体育の日、各地で体育に係わる行事が催されているのと同様、我が市でもさまざまなスポーツで、学区ごとの対向・覇権を争う取り組みが行われています。スポーツ毎の開催場所に選ばれた我が家の前の小学校でも、朝早くから実年の男女があいにくの雨にも係わらず、グランドゴルフなるものをやっています。お弁当の手配やなんかで、少々の雨では中止もできないのでしょう。
 市民の全員参加がビジョンですが、役員さんも皆を順に選手に取り立てるわけにもいかず、地区を代表するとあっては自信のないものが手を挙げるはずもなく、結局のところ特定の人たちが毎年変わらず参加する行事になっている結果は否めません。
 小学生、中学生といった年齢制限がある競技では、年毎に人が入れ替わるので一応初期の目的は達しているのですが、市民全員という大きな枠でくくろうとすると、難しいところが山積です。「我が市でも、このとおりやってます」と自画自賛に止めず、赤字財政から割く予算なのですから、何か良いアイデアがあればと思うのですが・・・。

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