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 「これは氷山の一角だ」と誰かが言っていました。国土交通省が22都道府県にわたって、190棟を越す建物の耐震強度の再調査を命じましたが、ひょっとするとその言葉通りになるかもしれません。といっている内に、あの飄々とインタビューに答えていた当該一級建築士は、マスコミの前から姿を消しますし、建築主の内一社は早くも不渡りを出しています。「全て購入価格で引き取る」と豪語している建築主や「引き取りはできないが、立て替える」と言っている建築主も、不渡りにみる銀行の冷たい保全態度からして、今後どうなるか分かったものではありません。
 業界の無頓着ぶりも氷山の一角を伺わせます。全国住宅建設産業協会が、価格を抑え2ヶ月の短期間で完成させたことを理由の一つとして、今回問題となっている建物の一つに優秀事業賞を与えていたというのですから。そりゃあ、価格も安くなり、工期も短縮できるでしょう。
 国もこの件では何らかの被害者救済策をとると言っていますが、大臣のパフォーマンスに終わらないことを希望するばかりです。

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リン酸オセルタミビル

 冷え込んでくると、懸念の第一はインフルエンザです。現存ウィルスはもともと鳥から派生したといいますから、今アジア諸国で広がりをみせている鳥インフルエンザは、新型のウィルスを予兆させ、中国では感染して死者も出たなどの追い打ちもありかなりの驚異です。
 病気に対しては当然のことながら薬、タミフル(商品名で他にも同成分の薬があるのですが)が今話題です。A型、B型に効用があり、果たして新型に効力があるかどうかは分からないのですが、備蓄するのに3ヶ月はかかるというので、製法特許などに構っておられず製造をしている国もあるとか。
 薬といえば副作用。腹痛、下痢、嘔吐など事前に報告されているほかに、異常行動(今の社会、何をもって異常というのか難しいですが)を起こすことがあるようです。それによる死者も報告されています。全ての薬に言えることですが、効用を取るか、副作用を嫌うかは思案のしどころです。
 服用しないに比べれば予防効果も認められています。皆さんの対策はいかがでしょうか。体力が極端に衰えた私などは、とりあえずは手洗いとうがいの励行にとどめるところでしょうか。

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地震こわい

 世の中には珍しい名字があり、ずいぶんと得をされています。一度紹介されると珍しさ故に印象に残り、すぐに覚えていただけるからです。しかし今回の設計強度計算書を偽造した一級建築士は、たとえ普通の名字であっても忘れられはしないでしょう。
 偽造でどれほど利益が得られるか疑問ですし、インタビューに平然と「ノー検査の状態ですから」と答えているのにも、その感覚が理解できません。ご本人の構造計算自体に狂いがあるのでは、と思われます。地震大国の日本、しかも大地震が危惧されている関東、殺人未遂にも匹敵すると思うのですが、実際の罪状はもっと軽いのでしょうね。
 該当するマンションにお住まいの方には、何の罪もないのにお気の毒な限りです。施工主には僅かながらもその責はあるかも知れません。強度軽減でずいぶんとコストは下がったでしょう。でも必要以上に安いものにはそれなりの要因があるものです。補償問題でずいぶんと制裁を受けられることでしょう。

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ぶりっじばんざい

 答え(11月12日分)です。

  T 7 4      8枚のウィナーが見えていますので9枚目をどう取るかです。NからスペードをSのKに向かってリードしたいのですが、ハートの別れが悪くJをオーバーテイクする事ができません。しかもハート以外にNへのエントリーはありませんので、ハートを全て取りきった後、Nからスペードをリードすることになります。
 ところがすぐにこれをすると、最後のハートを取って残り5枚になるときに、Sはスペード2枚、クラブ3枚は持っていなければなりませんので、ダイヤKを取り損ねてしまいます。幸いEのダイヤは2枚ですので、ハートでNに手が入る前にダイヤKを取っておけば、スペードAでEの手に入った時にダイヤをリードされることはなく、最後にスペードまたはクラブで9枚目が取れます。
K Q 7 4 3 2
7 4
9 2
J 6 N A Q 8 3 2
T 9 8 6
W E  
Q J T 8 5 2 9 3
Q S A K T 8 5 3
  K 9 5  
A J 5
A K 6
J 7 6 4

今が旬

 今、生協が旬です。今朝の朝日新聞によれば、東京農工大の白石さんに続き、今度は金沢大の谷口さんが話題です。
 大学といえば、郷里を離れ下宿生活の学生も多いでしょう。社会人へ歩む狭間の若者達、問題や悩みも多いに違いありません。生協に置かれた「一言カード」に記されたそのような彼等のいろんな相談に応えるお二人が旬の主役です。
 実は娘に「『生協の白石さん』って知ってる?」と聞かれるまで知りませんでした。早速「がんばれ、生協の白石さん!」(※1)なるブログで受け答えを読むと、学生ならずともその軽妙なウィットに富む返答に引き込まれていきます。本も出版され、大学の名を広めたと表彰状も与えられたそうです。逆に返答のおもしろさを期待しての相談内容も多々感じられなくはありません。一方、谷口さんは記事によると、極まじめに親身に相談に応えられていて、それが共感を呼んでいるそうです。時にはレポート用紙5枚にのぼるといいますから、こちらの方はブログ向きでなく、読めないのが残念です。
 どちらが好みかは人それぞれですが、他人のことには無頓着な風潮の中、思いのやりとりがあるそれだけで和む感じがします。

(※1) http://shiraishi.seesaa.net/

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 我が家は今、柿であふれています。和歌山には及びませんが、我が奈良県も柿の産地。同じ垣内の娘さんが柿生産農家に嫁がれたこともあって、お知り合いの方に、そこで採れた柿をお贈りしています。贈る手前、今年の柿はどんなできかと、購入したのが一箱。その娘さんが「おばちゃん、これも食べて!」と持ってきてくれた種類の違うのが、一袋。知り合いから「これ、お裾分け!」ともらったのが一袋。親戚の農家の収穫が二袋。ここのところ、食後のデザートは柿状態が続いているのですが、まだまだ当分続きそうです。
 柿は昔から、酒の酔い覚ましに効くとされています。そのほか、渋柿からとる柿酢が人気だったり、カリームが多いだの、アストラガリン、ポリフェノール、タンニンなどなど、テレビ番組の影響かやたらとカタカナが体に良いと耳に入ってきます。私はそんなことはど~でもいいのです。食べて美味しい、それだけ、そう私は柿好きです。

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るーときっと

 ソニーウィルスことrootkitが一部で問題になり、訴訟まで起こされる騒ぎになっているようです。
 ソニー製の音楽CDをパソコンで開くと専用プレーヤーのインストールと一緒にrootkitと呼ばれるプログラムがインストールされます。rootkitはOS自体を一部書き換えるようなもので、特定のファイルやレジストリーをシステムから見えなくしてしまいます。一緒にインストールされるコピー防止プログラムを隠蔽するわけです。
 要はコピープロテクトなわけですが、このrootkitが市販のアンチウィルスソフトでも発見できないほどの代物で、実際問題のCDが発売されてからrootkitが発見されるまで8ヶ月近くの時間を要したのです。
 問題はこのrootkitがウィルス開発の土台になることです。
ウィルス感染を発見できなくなってしまえば、対策が取られる前にウィルスが蔓延してしまう恐れがあります。セキュリティーソフトメーカーから要対策の認定を受けるのも当然のことです。
また、たちの悪いことに現状でこのrootkitは完全にアンインストールすることができないのです。
その働きを止めるパッチがあるだけにすぎません。
 CDが売れない→コピーが増えているから→パソコンが悪い
というロジックが働いたのでしょうか。
よくもまあこんな無茶をしたものだと思います。

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ちょっとやめてみよう

 以前頭の中が吹き出物で荒れてしょうがなく、家族からの「シャンプーが合わないのだろう、替えてみたら」との忠告をお話ししました。忠告通り替えてはみたのですが一向に良くなりません。それとは別に10月31日のこのブログで、「ヨード液のうがい薬は効果がない」記事を見て、ショックを受けたお話をしました。それ以来ヨード液はやめて、水だけでうがいをしています。するとどうでしょう、頭の荒れが急速に良くなってきたのです。これだけで因果関係があるとは言えないのですが、「あらっ、不思議」くらいの改善ですので、「これは何かあるな」と感じています。
 女子高生のタリューム事件が報じられています。これほど極端でないにしても、自分の体に訳の分からない変化があるときは、何気なく習慣的にやっていることを一時やめてみるのも手かもしれません。「じゃ、お酒をやめろ」って、 いやいやここのところは、何事も分量が問題! ということでいかがでしょう。

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生皮

 NHK BSで今放送されている「ローハイド(RAWHIDE)」、ご覧になっていますでしょうか。私の年代にはたまらなく懐かしいです。狭い家に住み、小さな村に育つ少年(おこがましいですが私です)が、予想すらできない広大な大地を数千頭の牛を引き連れて旅をするドラマに、魅了されないはずはありません。
 今観れば、シンプルなストーリーに特に引き込まれるところはありませんが、西部男の心情に懐かしさがこみ上げてきます。あの上端・下端が太くなったフォントにも魅せられ、気取ってノートに真似てそれらしくアルファベットを書いたものです。
 なんといっても極めつけは、フランキー・レーンが歌う主題歌です。意味も分からず音だけを真似て「ローレン、ローレン、ローレン」と得意げでした。今例えばlyrics(※1)で歌詞を見ると、「Rollin’, rollin’, rollin’」だったのですね。「ゆっくり進め、進め、進め!」の意味なのでしょうか。
 今や大スター、大監督、クリント・イーストウッドのなんと若々しくはつらつなこと。その中にどことなく大スターへ上り詰める雰囲気を感じさせます。私にとっては懐かしさでいっぱいですが、初めてみる若者にはこのドラマはどう映るのでしょう。
 
 追) クリント・イーストウッドといえば、アカデミー賞を獲った「ミリオンダラーベイビー」、必見です。エンディングのクレジットが流れる中も、自分の中では未だエンディングせず、余韻の残る映画っていいものですね。

(※1) http://www.stlyrics.com/lyrics/televisiontvthemelyrics-sciencefictionwesterns/rawhide.htm

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ぶりっじばんざい

 問題です。

  T 7 4    ビッドはE-1C、S-1NT、W-2D、N-3H、E-3S、S-3NT、All Pass と進み、コントラクトはSの3NTです。
 WはクラブQをリード、これを取った後ダイヤQをリードしました。Eからは9、これをAで取り、ハートAをリードしたところ、Eはスペードをディスカードしました。ビッドとこれまでのプレイからWのクラブはシングルトンで、スペードAはEにありそうです。Sのプレイをこの後どう続ければよいでしょう?
K Q 7 4 3 2
7 4
9 2
N
W   E
S
K 9 5
A J 5
A K 6
J 7 6 4