サミット

 イスラエル兵2名が捕らわれたことに端を発するイスラエルとレバノンの紛争は、きな臭さ度を増してきています。イスラエルがベイルートの空港を空爆すれば、シーア派組織のヒズボラがハイファやナハリヤ、アッコをミサイル攻撃。停戦の呼びかけにも両者応じず、民間人の死者も増えてきています。
 そんな折開かれたサミット、北朝鮮のミサイル発射への懸念と、イスラエル-レバノン紛争の収拾が議長総括で発表されましたが、イスラエルの兵器はアメリカが供給し、ヒズボラはソ連製、イラン製のミサイルを使用、イランの後ろにはまた別の国があり、駆逐艦が攻撃を受けたのは中国製ミサイルとくれば、何をか言わんやです。
 サミットが始まったときには、先進国首脳が一同に会して国際情勢を少しでも良い方向に進めようとする画期的なことと思ったのですが、今や私にはもうその感はありません。自国益を狙った腹のさぐり合いと、多くの予算を使った学芸会に見えます。「これが外交というものだよ」と言われればそれまでなのですが。

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ぶりっじばんざい

 答え(7月8日分)
 

  K J 3  
A 4
K 9 4
9 7 6 3 2
9 7 4 N A T 8 5
Q J T 3
W E  
9 8 7 6 2
J 8 5 2 T 7
Q 4 S K 5
  Q 6 2  
K 5
A Q 6 3
A J T 8
 

 確率ではクラブのダブルフィネスが成功率76%と良いので、そちらを試すのが普通でしょうが、この場合はどちらも試すことができます。ただしクラブで二度失敗するとハートを走られて取り返しがつきませんので、最初はダイヤを取ります。もし別れが3-3であればそのまま9トリック取ればよく、別れが悪い場合にはクラブを試します。

破格値

 一時期時の言葉となった住基ネット(住民基本台帳ネットワーク)、今はいったいどうなっているんでしょうか。国民総背番号制との物議に、公の手続きがネットで簡単にできると参加を呼びかけるのに必死だったのですが、昨年の調査で国税庁の電子申告・納税システムの利用率が0.41%、法務省の不動産登記のオンライン申請の利用率が0.03%などと惨憺たるもの。それでも総務省は住基カードの普及率が低いためで、魅力あるサービスが増えていけば、住基カードも広がると強気を崩していません。
 で、今年行われた国の予算が適正に使われたかどうかを検証する予算執行調査で出てきた数字が、パスポート1冊1600万円。インターネットで申請ができるのが売りですが、住基カードのほかICカードリーダーやパソコン用ソフトが必要な上に、戸籍謄本も郵送しなければならない落とし穴。採用している12県の申請累計が133件、それを分母に一冊あたりのコストを計算したのが上の数字。管理費だけで年間8億円ですから、民間ではとうてい考えられない大盤振る舞い。
 私も一生に一年、いや一ヶ月でいいですから、予算を与えていただいてこのようなどこ吹く風の仕事をさせてもらいたいです。いやぁー、きもちいいでしょうねぇ。

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無言の力

 頭突きの一発レッドカード退場で、強烈に引退試合を飾ったジダンが、テレビのインタビューに、その理由を母と姉を侮辱されたからだと答えて、観衆には謝罪の言葉を述べたそうです。私としては理由を尋ねられたときに、「それは相手がスポーツマンとして自分の口から謝罪することで、私から話すことではない。」 「例え相手が謝罪をしても私は許すつもりはないが」くらいに答えてほしかったです。時には口に出さない方が口に出すよりずっと印象強く表現できることもあるのですから。

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たばこ

 7月からたばこ税が増税され、1箱あたり20から30円値上げされました。
6月末には駆け込み需要でカートンが飛ぶように売れ、前年比2倍だとか3倍だとか。
前回の値上げのときには反対運動に署名をし、4カートン(40箱)まとめ買いしたものです。
 でも、今回の騒ぎはすべて他人事。
1月から禁煙を継続中でして、もう半年になります。
前回はたばこ増税に強い憤りを感じたものですが、今回はそれほどの感情はありません。
 最近の嫌煙ブームの流れを受けて、たばこ増税は一番安易にできる増税となっています。今回の増税も実にすんなりと法案通過、施行となりました。
取りやすいところから税金を取るという国の体質は非常に不愉快なものの、
やはり当事者でないということは非常に大きいものだなと思わざるを得ません。
前回のときもまわりはこんなものだったのかなと考えをめぐらせていました。
 次に待ち受けているのは消費税増税です。
奴等は選挙の合間を狙ってやってきます。ゆめゆめ、お忘れなきよう。

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世界旅行

 Google Earthは楽しんでおられますか? 擬似的な世界旅行が楽しめ、特に世界遺産に指定されたところなどは詳細データが追加されたので、もう行かなくとも済むほど。逆に行ったところは全体像や配置が懐かしく楽しめます。
 更に気象データを重ね合わせるプラグイン、Weather and Storm Tracking Tools for Google Earth(※1)をインストールすると、今の台風3号や次の4号の現在位置、予想進路が表示されます。日本列島にかかる雲の様子も見られ、台風の最新位置をクリックすると渦を巻く雲の様子が見て取れます。私自身、結構楽しんでいます。
 今後ますます詳細データが拡充されるでしょうから、今はホームページでお店の場所を地図で紹介していますが、近い将来、多くのお店はその場所を緯度経度で紹介するかも知れません。緯度経度を検索窓に入れると、あたかも飛行機に乗っているかのように地球が回転して、ダイナミックにその場所に連れていってくれるのですから。

(※1) http://www.gearthblog.com/blog/archives/2006/07/weather_and_sto.html

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優勝

 昨晩から今朝にかけて、スポーツで二つの大きな決勝戦が行われました。一つはウィンブルドン・男子シングルス決勝。四連覇を狙うフェデラーに、先の全仏で勝っているナダルが挑みます。クレーコートではめっぽう強いナダルですが、芝では力が出せません。ミスをする度に不快を顔に出す若いナダルとあくまでポーカーフェイスのフェデラーが好対照です。第一セット6-0、第2セットファーストゲームをブレイクしたにもかかわらず、タイブレークとなって7-6。これは一方的だなぁ、と観るのをあきらめて寝てしまいます。
 朝5時過ぎ目が覚めます。サッカーワールドカップ決勝が呼んだのでしょうか。1-1、延長後半の12分過ぎ、ジダンが既にレッドカード退場とアナウンス、退場理由はみられぬまま延長も両者無得点のままPK戦へ突入。これはこのまま寝られません。プロの選手にしてもすごいプレッシャーなのでしょう。PKを成功してもその喜びよりも、「入ってくれてよかった」との安堵感が伺い知れます。観ている私も緊張の中、「あっ」、思わず声が出てしまいます。ポストに当たりボールはゴールの外へ。最後の一人がPKを決めると、歓喜歓喜。呆然と座り込んでいるのとこれまた好対照です。
 同じ優勝の喜びも個人プレーとチームプレーとはこうも違うものでしょうか。プロの選手にしてあの喜びよう、心の底からの喜びを感じます。それにしても朝のニュースで見たジダンの退場シーン、相手選手に何を言われたのでしょうか。これが引退試合だっただけに、もやもやが残りそうです。

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ぶりっじばんざい

 問題です。
 

  K J 3
A 4
K 9 4
9 7 6 3 2
N
W   E
S
Q 6 2
K 5
A Q 6 3
A J T 8

1NT Pass 3NT All Pass


 コントラクトはSの3NT、WはハートQをリードしてきます。ウィナーは6つ見えていますので、あと3つを捻出しなければなりません。スペードのAを追い出せば2つ取れますのであとはダイヤの別れが3-3を期待するか、WにクラブのK、Qが共にないことを期待してダブルフィネスをするかですが、さてどちらを選びましょうか?

ミサイル発射

 北朝鮮のやることは常人には理解ができません。5日未明の続けざまのミサイル発射は日本政府を震撼させました。翌6日になってやっと北朝鮮は、例のいたけだかの口調で通常の軍事訓練であると発表しましたが、アメリカの独立記念日に合わせていることから政治的な意図がはかり取れます。
 これに対し日本政府の対応は素早く、午前4時に首相官邸に対策室を設置し、7時半前と正午前に安全保障会議を開いて対応を協議、万景峰号の入港禁止やミサイルや核に関連する物資の輸出管理、国連安保理への提訴を決めています。そして何より急がれる国民の安全については、ミサイルの飛行・着弾領域への警報は、船舶に対し午前8時53分(しかも海域特定できず)、航空機に対し午前8時21分、この時点は既に安倍官房長官が4発目・5発目の発射情報を発表した後という迅速ぶりです。
 日本海では9隻のフェリーが航行、実習船を含む漁業関係の船が10隻を越え、一日50~80便の航空路にあたるそうですので、関係者は政府以上に後になって寒気がしたことでしょう。

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ねつたいさく

 パソコンは熱くなります。特に夏場ともなれば、一段と熱を帯びるようになります。
DELLのデスクトップは熱暴走が原因と思われるハードディスククラッシュを起こして以来、
余剰スペースを十分確保しました。A4ノートは吸気口と排気口を掃除してやって、
下駄をかませて底面排熱を良くしてやりましたのでとりあえずはOK。
 一番気を使わなくてはいけないのは、librettoです。
当然のことながら、小さければ小さいほど排熱効率は悪くなります。この条件でハードディスクの温度がDELLのノートよりも低く抑えられているのは熱設計がいいということですが、排気口から絶えず熱風が流れ、キーボードまで温かくなってくるのはよろしくありません。
まず、第一の熱対策として、吸熱シートを通販で購入しました。
librettoにちょうど合うようなサイズのシートがなかなか見つからなかったのですが、
A4の折りたたみ型というのがありましたので、折りたたんだ状態で使っています。
吸熱シートですから吸熱しきってしまえばもう役にはたたないものですが、特にバッテリーで運用しているときなどファンの回転を抑えることができて便利です。
もうひとつの対策として、これはメモリ増設したから行えるのですが、
Notebook Hardware ControlというCPU制御のプログラムを常駐させています。
Let’s noteのユーザーグループのサイトで知ったのですが、効果はあります。
 もともとPentium Mはクロック可変、電圧可変のCPUでして、発熱量は電圧の二乗に比例するので動作電圧を1割下げると発熱量は19%下がることになります。
動作電圧を下げるということはマージンを削るという行為なのですが、
Let’s note R3とlibretto U100はCPU、チップセットともに同じパーツを使用していますので運用実績を参考にさせて頂いて設定しました。
これでハングアップのリスクは最小になったはずです。
 今年の夏はこれで乗り切ろうと考えています。
これでだめなら、外付けファンでも増設しますか。

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