昔はアニメといえば全国ネットで有名どころが週何本か放送されているものでした。
それが、いつの間にやら異常なまでに増殖して、週40本とか50本とかの世界で、深夜アニメが地方ローカルで放送されています。地方ローカルだから当然放送しない地域があるわけでこういうのも「情報格差」っていうのかもしれません。
見たければDVDを買えといわれたところで、アニメのDVDは1シリーズそろえるのに4,5万は要します。ほいほい手を出せるのは、ごく一部のマニアさまだけでしょう。
こういう状況でYouTubeに誰かがTV放映されたアニメを録画編集してアップロードするというのはもはや必然なのかもしれません。もちろん、著作権違反です。間違いなく。
中にはデリート&再アップのループに入っているものさえあります。
でも、著作権違反に違いはありませんが、1回はテレビ放送された動画を1ファイル10分制限の上に、低解像度で配信されたところで、どれほどの被害を著作権者が被るというのでしょうか。
原作やグッズのセールスプロモーションをただでやってもらっているようなものですよ。
「ハルヒ現象」はYouTubeが引き起こしたという説もあり、
うまいことビジネスモデルとして確立できないかなと思いをはせたりします。
いまさら感はありますが、YouTubeのお話。